ダナキル砂漠を巡るツアー2日目です。
まだ、1日目を読んでいない方は、
こちらを先に読む事をオススメします。
ちなみに、3&4日目はコチラ。
●DAY2
5:00起床、5:30朝食。
真っ暗の中朝食を取ります。
この時期の、このツアーは、
日中の移動が暑くて生命にかかわるので、
基本早朝と夕方に行動します。
したがって、このツアーは待っている時間が長い…笑
400ドル払って、暇です。
今日はメインの「ダロール火山」に向かいます。
ここでは、ちょっとした事件が…!
まあ。おいといて。
ダロール火山に登るため、茶色の大地で下車。
足場の悪い中、登っていきます。
はあ、暑い。
登って10分、
途中のマッシュルームチェアー(と、言いたくなる風貌)で一休み。
朝からこの暑さ、先が思いやられる!
さて、もう一度気を入れなおして…
うわぁ!!!
マッシュルームチェアーから徒歩5分。
こんな光景が広がっていました!!!
ってか、ダロール火山…低ッッ!!!
どうやら50m分登れば着くそうです。
硫黄の黄色や白、微生物によって彩られる赤や緑…
同じ地球上とは思えません!
辺り一帯、色・色・色!!!
でも、来る前にいろいろ写真を見ちゃったから、
第一声は、
「狭ッッ!」
と、言う、なんとも有り難みがない感想でしたけどね。
そんな、カップルですみません。
でも、すごかったですよ。
地下から吹き上がって出来た不思議な山。
噴出する成分により、色の違いが起こるそう。
とんがりの先っちょから、温泉がピュッ!ピュッ!と噴き出す
汗も尋常じゃなく噴き出す。暑さで目も虚ろ。
そして、歩いている時、事件は起きました。
これが事件現場。
この穴に、
りょうくん落下!
プチ火傷。
温度は高い所は100℃になるそうですが、
落ちたのは幸いにも100℃ではなさそう。
でも、高温に間違えありませんが…(汗)
熱さと言うより、湧き出ている物質の刺激によって
ヒリヒリと赤く、火傷のようになったみたい。
化学物質による火傷ですかね。
水ぶくれも出来ていました。
場所はガイドが「歩いていいよ」と確かめてくれた場所で、
何人もツアー客が通ったあと…。
私もついさっきまで居た場所。
徐々に耐えきれなくなって壊れてしまったらしい。
誰が落ちてもおかしくはありませんでした。
ただ、いけなかったのはクロックス!!!
クロックスでダロールに行った人の記事を見たりょうくん。
クロックスで行けるかエチオトラベルのデスクに座っているお兄ちゃんに聞いたら、
別に行っても良いよ。靴をオススメするけどね!
と、言う返答を元にクロックスで来ました。
クロックスは黄色い液体まみれ。
ぞっとする光景でした。
とっさにバランスを取れない人が落ちたら、
全身黄色の酸にまみれる事だったでしょう…。
ダロール火山に落ちたものとして、
どう思うかりょうくんに聞きました。
「ダロール火山へは靴で来ることをオススメします」
本当、バカ。
落ちた瞬間は、何が起こったかわからないほどびっくして、心配しました。
ガイドや周りにいた人の初期対応が素晴らしく、
すぐに持っていた水で洗い流したから良いものの、
大事に至っていたら笑い事ではすみません。
過去、実際に大ヤケドをしたフランス人がいたようです。
もう、朝から心臓に悪い!!!
まあ、なにはともあれ、ダロール火山、すごいです。
少しテンションがさがりましたが、
次に向かったのはソルトマウンテン。
移動時間は10分くらい。
熱すぎるから車の中に居たいけど、頑張って見に行きます。
なん年前か忘れちゃったけど、海だった場所。
削られて、不思議な形をしています。
ここも、また、異世界。
自然にできた洞窟に入ります。
洞窟を抜けると、ちょっとした空間があります。
ちなみにこの辺りは、エチオピアから独立したエリトリアの国境付近。
今も情勢は良くないので、ソルジャーがお供。
危機感は全くなく、ちょっとした遠足みたいにはしゃいでいます。
次に向かったのは、硫黄泉。
すごく油分が高い温泉です。
匂いも、強烈。
鼻を突くと言うよりは、腐ったような匂いです。
死海的な池に死んでいた鳥より、大きな鳥の死骸がありました。
やはり、ここは生物が生きていけない過酷な土地なんですね。
その後は、塩の採掘場へ。
この時期は熱すぎるので、採掘はほぼやっていないそう。
たまたま1、2人がやっている場所を見学する事が出来ました。
オンシーズンは500頭ものラクダが塩を運び、
キャラバン隊を作る事で有名です。
ただの茶色い大地に見えますが、掘り起こすと塩が!!!
これを削って、ラクダの運び屋さんに1個3ブル(約18円)で売ります。
その後、ラクダの運び屋さんは7日間かけてメケレの街まで運び、
1個15ブル(約90円)で業者に売るそうです。
伝統があるとはいえ、この過酷な環境で採掘し、
街まで運んでいくのは、すごく労力がいる事のように思えます。
でも、採掘や運んでいる民族はムスリム、
街にいるのはキリスト教徒。
こういった交流や取引が、円滑な関係を結び、
お互いに支えあう環境を作り上げているんだとか。
これで、やっと午前中の日程が終了!!!
暑すぎて、きつかった~!!!
オロミア村に戻って、昼食をとり、
昨日からの合流組とはさようなら~。
ニュージーランドのおばちゃんとユリちゃんと私たち4人に戻りました。
そして、向かったのが今日の宿泊地アバラ村。
アリお父さんのゲストハウス「アリズハウス」に戻ってきました。
ここでも、超時間があったからユリちゃんとフルーツを買いに、
街歩きをしました。
「外は、危険です!子供が!」
とガイドのアキさんが心配してくれて、
アリさんの娘さんが街のガイドをしてくれました。
街の子供達は遊んで欲しさ(あわよくば、何か買ってくれないかな、この人)から、
たくさん寄って来ます。
手加減も知らないので、手を引っ張ったり、
カメラなどの貴重品を触ったりします。
これが、アキさんが言っていた「子供が危ない」と言う事の様。
アリさんの娘が守ってくれたので、統制は取れていますが、
入れ替わり、立ち替わり、常に数人の子供達にフォローされる事となりました。
ユリちゃんの「マンゴーが食べたい」と言う注文を受け、
子供達は総出でマンゴー探し。
結局、見つけられなかったけど、
市場を見つけて8個20ブル(約120円)のオレンジを購入。
そして、衝撃的な光景を目撃。
トヨタのハイエースの上にヤギが積まれていく…。
手足を縛られ、まさに嫁に…出荷されていく光景。
分かっていても、「メーメー」と鳴くその姿は、
私達にはまだ刺激が強いものでした。
食卓から産地が離れていくほど、
人は想像出来ずに、食べられるものですね。
奇しくも、夕食は豪華にお肉!!!
このツアー最初で最期のお肉です。
しかも、ヤギ。
あの光景を思い浮かべながら、感謝していただく事が出来ました。
あ。アリズハウスは部屋の中に寝る事ができます。
ただし、床にマットレスを敷いただけ。
シャワーはバケツからすくって浴びるタイプですが、
塩湖で塩まみれ、汗まみれになった体には十分でした。
明日はいよいと活火山トレッキング🎶
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