ケープタウンを散策している時に、
たまたま目にしたのがそこへ行くきっかけでした。
町を歩いて坂の上の方を見ていると、
ある地域だけあからさまに独特な雰囲気である事に気がつきます。
その地域は、
立ち並ぶ家々が超カラフル。
ネットでケープタウンの観光地を調べた時に出てきたのが
そのカラフルな家々が立ち並ぶ地域「ボカープ地区」でした。
宿から歩いて15分くらいだし、折角ケープタウンにいるし、
という事でボカープ地区を散策してみる事に。
※宿の情報はこちら
宿から歩くこと15分、ボカープ地区に到着。
到着する前から薄々は感じていたんですが・・・
やっぱりカラフル！！笑
ケープタウンの町にして、
全く違う雰囲気が漂うのが
カラフルな家が立ち並ぶボカープ地区です！
そんなカラフルな町を、
白黒の写真の僕が撮影しちゃいます！笑
あごの髭凄いでしょ。
家の色使いはポップものが多く、
歩いているとウキウキした気分になります！
天気が良いので色が本当綺麗。
家々の上からは
ライオンズヘッドが顔を覗かせています。
隣り合った家同士が、
異なる色に塗られているのもボカープ地区の特徴。
さらにこれは住民のセンスなのか、
隣り合った家の色の組み合わせが抜群！な事が多いです。
町を歩く子供もポップなカラーが気になるみたい。笑
こんな彩り豊かな街並みが
気持ちを明るくしてくれるボカープ地区ですが、
実は悲しい歴史を持っている場所でもあるんです。
当時、この地域に入植していたオランダ人が
奴隷として働かせる為にマレーシアやインドネシア等のアジア、
それからアフリカから人々を連れた来たという歴史があります。
その人たちの多くの子孫が住んでいる地域が
このボカープ地区なんです。
その為、ボカープ地区は異なる宗教や
文化が混じり合う場所でもあります。
南アフリカは、
キリスト教徒が人口の約80%を占めますが、
ボカープ地区の住人の大多数はイスラム教徒。
その為、モスクがあるんです。
ただ、アフリカでさんざんモスクを見てきましたが、
パステルグリーンのモスクは初めてです。笑
カラフルな街並みが特徴的なボカープ地区ですが、
このカラフルさの起源には諸説あるみたい。
奴隷から解放された喜びをカラフルな色で表現したとか、
医者の家を目立つように塗ったのが始まりとか。
前者の理由が有力らしいですけどね。
だとしたら、奴隷から解放された気持ちってどんなものだったんでしょう。
きっと、僕なんかが到底想像も出来ないような喜びだった事は間違いないでしょう。
そんな喜びが表現された色は、
どこを切り取っても色鮮やか。
水色とピンクに白い車、
本当、配色抜群っす！
ところで、
私、黄色派とオレンジ派どっちだと思う？
黄色派でした♪ いや、どっちでもいいわッ！！
ボカープ地区は家の外壁もオシャレ。
ランプや鉢植え（？）が取り付けられていたり、
タイルで作られたアートっぽい看板があったりします。
また、扉や番地を示す表札は、
家の色を邪魔しない色使いになっています。
住人の配色センス間違いないですね！
ただ、この家は攻めの配色！笑
配色としては成立するけど、
私服では着たくない色使いですね。笑
ボカープ地区のカラフルな家作りを、
現在担っているおじさんの後ろ姿。
ついついカラフルな街並みだけに目を惹かれがちですが、
その裏側には地道に家を塗る人がいるんですね。
ボカープ地区はケープタウンを訪れたら
絶対に観光してもらいたいオススメ地区です♪
【地図】
赤・・・ボカープ地区
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