ムンバイの南に位置するゴア州のマルガオ駅に8時過ぎに到着。

昨日、灼熱のムンバイ観光を終え寝台列車でやって参りました。

 

 

ゴアは、アラビア海に面していて美しいビーチが多く存在します。

 

 

なんでも、ひと昔前はヌーディストビーチもあったそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

は、は、鼻血なんて出てませんからッ！！

 

 

 

いずれにしても、ゴアはインドらしからぬ雰囲気を

漂わせている素敵な場所のようです。

 

 

 

 

僕たちの目的地はもちろんビーチ！！

 

 

 

 

マルガオ駅からもアクセスしやすい、

コルヴァビーチという場所を目指します。

 

 

ただ、行き方がよくわかりません。

 

 

駅前にはタクシーが並んでいるんですが、

コルヴァビーチへ向かうバスが出発するバス停まで、一律で120ルピー。

 

 

タクシードライバー曰く、この金額は政府の取り決めらしく、ディスカウント不可との事。

確かに、駅前にはゴアの主要地点への距離と金額が書かれた看板があります。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、その取り決めを切り崩しに行くのが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男やろ？

 

 

 

 

という事で、僕は必死のディスカウント交渉開始。

何人かのドライバーに120ルピーから下げてもえるよう話をします。

 

 

そんな事をしている間に、山田さんが消息不明に。

交渉を止め、山田さんを探します。

 

 

 

 

駅前の道路に面した場所で、山田さん発見！！

歩いて近寄ります。

 

 

 

 

僕）いきなりいなくなるから、びっくりしたわ。

 

 

 

 

 

山田さんは、ツンケンした態度で

 

 

 

 

 

山田さん）うん。だって、ドライバーに交渉したって無駄でしょ。

 

 

 

 

 

僕）なるほどね。じゃあ行き方わかった？

 

 

 

 

山田さんは僕の目も見ず、

 

 

 

 

山田さん）わかんないけど、道路歩きながらタクシー拾った方が安くなるでしょ。

 

 

 

 

僕）でも、もしタクシー拾えなかったらどうするの？バス停まで6㎞あるって書いてあったし。

 

 

 

 

山田さんは素っ気なく、

 

 

 

 

山田さん）その時は歩くけど。

 

 

 

結果、たまたまローカルバスの停留所が道端にあり、

バススタンドへ向かう事ができました。

 

 

 

 

 

この時点での僕の気持ち、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最悪です！！

 

 

 

なんでかって、コルヴァビーチに出来るだけ安く行くために、

駅前のタクシードライバーに必死で交渉してたのに、

 

 

山田さんには、素っ気ない態度で「交渉したって無駄でしょ。」とか言われるし、

結果的に山田さんが選択した、駅前の道をとりあえず歩く事で、

ローカルバスに乗る事ができてしまったし。

 

 

 

 

僕が良かれと思ってやった事が、山田さんに否定された挙句、

山田さんが選択した事の結果（ローカルバスに乗る事ができた）からも否定された。

 

 

 

 

自分が、できない人間で、自分がする選択は間違っている

と言われているようで、とても惨めで悔しい気持ちになりました。

 

 

 

そこからは、もう惨めで悔しくて、柄にもなく本当イライラしてました。

 

 

 

ローカルバスに乗る直前も、

どうしようもない胸のモヤモヤで

 

 

 

「ちくしょーッ！！」

 

 

 

って道端で叫びました。

 

 

 

それで、どうせ自分の選択は間違っていて、山田さんの選択が正しいから

と思ってスネちゃって、泊まる宿探しとかも山田さんに丸投げ。

 

 

 

山田さんに何か問いかけられても

 

 

 

僕は冷たい態度で、

 

 

 

 

僕）全部決めていいよ。

 

 

 

っていう感じの対応。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のショボさを実感です。

 

 

 

 

これってきっと、二人旅ならではの事だと思ってます。

 

 

自分の判断と、相棒の判断が違う。

そして、どちらかがどちらかの判断に対して、否定的な態度をとる。

 

 

 

否定された側は良い気持ちはしませんよね。

自分も最善の判断だと思って、頑張って行動しているわけですから。

 

 

 

さらに、自分が判断した結果が間違っていて、

相手の判断した結果が正しかった日には、もう、惨めな気持ちにもなりますわね。

 

 

 

そんな事が、二人旅では起こりうると思うんです。

 

 

 

一方が頼られる側で、他方が頼る側みたいな関係性であれば

こんな事は起こり辛いと思いますが。

 

 

 

二人とも自分の意見を持っていると、判断が違う事なんて日常茶飯事。

 

 

 

二人旅の課題を改めて実感しました。

 

 

 

 

じゃあ、どうすれば良いんですかね。

 

 

 

僕と山田さんの関係性でいえば、解決策は二つなんじゃないかと思ってます。

 

 

 

一つは、僕が正しい判断をできるようにする事！

 

 

山田さんは旅中に何か判断する時には、ほとんどのケースで僕より下調べをしています。

なので、僕がより下調べをすればより正しい判断ができるようになるはずです。

 

 

そうなれば、山田さんに僕の判断を否定される事もなく、

自分ができない人間なんて思わずにいられますしね。

 

 

 

 

もう一つは、山田さんが僕の判断が間違っていると思った時に、

否定的な態度をとらず話し合いをして、改めて二人で適切な判断を探すようにする事！

 

 

山田さんは物事をチャキチャキこなし、ゴールに最も近い道を考えるような人。

僕のちんたらした感じや、効率の悪い判断とは真逆な感じです。

 

 

なので、重い荷物を持って暑い中移動しなくてはいけない時は特に、

自分に余裕がなく僕に対して否定的な態度をとりがちです。

 

 

そこをグッとこらえる事ができれば、二人で改めて適切な判断を探せるはずです。

 

 

 

 

 

前者は、僕が変わる事。

 

 

 

 

 

後者は、山田さんが変わる事。

 

 

 

 

二人の関係を良くするためには、

どちらかが変わるか、どちらとも変わるかの二択ですよね。

 

 

 

どちらも変わらなかったら、関係は変わらないですし。

 

 

 

どちらかが変わるという事は、変わる方に負担が100%かかってしまいます。

変わらない方は良いかもしれませんが、二人にとっては良くないですよね。

 

 

 

だから、どちらとも変わる事が、

二人の関係を良くするためには必要なんでしょう。

 

 

 

はい。

 

篠崎、頑張ります。

 

 

 

 

 

ローカルバスで、コルヴァビーチ行きのバスが出発するバス停へ到着。

 

 

そこからすぐにコルヴァビーチ行きのバスは出発。

 

 

木々が茂る地域を走ります。

 

 

そして、コルヴァビーチ到着。

 

 

山田さんと僕の関係はどうなる事やら。