メケレの街を後にして、エチオピアの首都アディスアベバに向かいます。
チケットはダナキルツアーに行く前にSeti Hotelの隣にある
SELAM BUSのオフィスで取りました。
(1人 460ブル 約2,760円)
そして、当日。
バスは4:00集合、4:30出発です。
いつも起きるのがギリギリなりょうくん。
今日も遅い…。
と、思ったら体調が悪化していて起きれない様子。
アディスアベバまでは12~13時間の道のり。
良いバスのチケットを取ったので、
いつものエチオピアバス移動よりはマシなんだろうけど、
この体調のまま行くのは厳しそう!!!
もう、当日だしキャンセルは難しいだろうなぁ…。
でも、体調の方が大切なので、
バスチケット代は捨ててでも、もう1泊しようと決めました。
ダメ元で、SELAM BUSの集合場所へ行き、
スタッフのおじさんに事情を話すと、
「当日でもチケットを買いたい人が居ると思うから、
その人に売っても良いよ。」
「もし、買う人がいなかったらチケット代の半額は返却出来るよ。」
との事。
ぼったくり王国エチオピアで、まさかの紳士対応!!!
本当にありがたかったです。
と、いう事で
まずは…一緒に行く事になっていたユリちゃんに謝る!!!
1人で首都のアディスアベバに乗り込むのが怖いと言っていたユリちゃん。
本当に申し訳ないけど、1人で送り込む事になってしまった。
その後、無事にアディスアベバの宿に着いたと聞いて、
安心しました。
そして、チケット買ってくれる人探し!!
最初の1枚はすぐに売れていきました。
この分なら、わりと簡単に売れるかも??
でも、その後は待てど暮らせど買いたい人が現れません。
もう、出発の4:30。
さすがに諦めかけていた時…。
他のスタッフが来て
「チケットを買いたい人が居る」
と、教えてくれました。
よかった。
これで、チケット代を無駄にしなくて済む。
と、思いきや…。
スタッフ)君たちはどっちが先に来たんだい??
男)僕です。
???
誰だアンタ??
どうやら、もう1人売りたい人が現れた様子。
もちろん、私の方が先に来ていたので、
私)私が先です!!!4:00前に来ていたんだから!!!
と、言うと、スタッフは
スタッフ)そうか。じゃあ、行こう。
と、後から来た男を連れて行ってしまった!!!
私)なんでー?私の方が先に来たよ!!!
スタッフ)いや、この男は3:30に来たと言っている!だから、男が先だ。
そんなの嘘に決まっているじゃん!
さっきのスタッフに聞いてよ~と言う訴えも虚しく、
チケットはその男から買われていきました…。
うっかり時間を口走ってしまった自分のミスだ。
あぁ、悔しい。
もう、4:50。
チケットを売るのは絶望的。
しょうがない。
でも、半額は返ってくる訳だし、良しとしよう!!!
と、思ったら
少年)○※×▲`…!!!
スタッフ)チケット売れるぞ!
!!!
バスターミナルには朝早くからジュースやお菓子を売る少年たちが集まってきます。
スタッフはその子達にもチケットを欲しがっている人を探すように指令を出してくれていたらしい。
まさかの大逆転!!!
出発間際にチケットを売る事が出来ました。
スタッフにお礼を言い、見つけてくれた少年からスプライトを購入しました。
エチオピアはこういうツンデレがあるから、
腹が立つ事も多いけど、魅力を感じてしまいます。
バスは5:00にアディスアベバに向けて旅立って行きました。
ーーー翌日ーーー
りょうくんの体調もある程度回復し、移動する事にしました。
バスは同じSELAM BUS。
SELAM BUSとスカイバスはエチオピアでも立派なバスを扱う会社。
車体も大きいし、荷物だってタグを付けて預かってくれます。
(預け入れの荷物制限あり 1人25kgまで)
今日も30分遅れの5:00に出発。
山道を快調に飛ばしていきます。
2時間ごとに休憩もあり良心的。
トイレはもちろん青空トイレ。
ダナキルで慣れたとは言え、まだ抵抗はあります。
日本で育ってきたら、誰だって抵抗は捨てきれないと思います。
日本食より日本のトイレが恋しい今日この頃です。
しかも、バスだから人も多いし、
なんてったって、
隠れる場所がない!!!
ちょっとした草むらとかじゃなく、
トゲトゲが生えている山とかでしなきゃならない事もありました。
急ぎすぎて、人のか動物のかわからないけど、
う○ち踏んじゃったし!笑
エチオピアのバス移動…
靴で行く事をオススメします!!!
万が一サンダルで青空トイレに行き、
う○ち踏んだとしたら、
もう、お嫁には行けません。
エチオピアの中でもトップクラスのこのバス会社は、
移動中にお菓子と水をくれます。
昼食休憩もあるので、
ご飯を食べたり、ジュースを購入したり出来ます。
エチオピアのバス移動名物と言えば、
車内販売。
現地の人が、止まっているバスに乗り込んできて、
色々売ってくれます。
バスが動いてからも一定区間乗車して売っていく事もあります。
今回、乗り込んで来たのはこのおばちゃん。
私の大好きな「豆?穀物?」を売りに来ました。
珍しかったのが、強制的に試食を配っていた事。
おばちゃんは売っていた豆穀物は、とても質がよく美味しかったです。
この商品力を活かし、試食させてから、
大量に買わせると言う販売方法で、
あれよあれよと言う間に、ザルを3杯以上、
持ってきた豆穀物の全部を売り切って降りて行きました。
いくら豆穀物好きのエチオピア人といっても、
普段は、バスの乗客だけでザル3杯分も買いません。
自分で思いついたのか、誰かから教わったのか分かりませんが、
おばちゃんの営業力は、日本でも通用するのではないかと思いました。
このまま、日本に帰るなら、
おばちゃんを連れて帰るれるように説得したかもしれないけど、
アフリカを縦断しなきゃならないから、
泣く泣く諦める事にします。
エチオピアの首都アディスアベバには、18:40に到着しました。
アディスアベバの一部だけ高層ビルが立ち並び、
一気に都会になりました。
そろそろ日が沈む時間。
どこだって首都は危ないので気を付けないと!
日本人がよく泊まるのは、ウトマホテル・バロホテル・タイトゥホテルの3つ。
この宿はだいたい同じような場所にあり、バス停からは離れているためタクシーで向かいます。
私たちはバロホテルに泊まる事にしました。
(タクシー1台 150ブル 約900円)
エチオピアからしたら割高な印象ですが、
これは固定の値段みたいで、値下げ交渉は難しそうです。
ホテルに着いた頃には真っ暗。
仕方なくホテルのレストランで食事をとります。
※ホテルの詳細情報は「【エチオピア】アディスアベバの宿(ホテル)情報」参照
宿にはエチオピアに22年前から滞在しているというオランダ人のおばちゃんが。
エチオピア人と結婚して、旦那さんはオランダ、自分はエチオピアにいるんだとか。
日本人の宿泊者も多く、日本人の真似が超上手!笑
話しをていると、無性にラーメンが食べたくなって
この辺りを知り尽くしているおばちゃんの指導の元、
インスタントラーメンを買いに行きました。
キッチンはないので、インドで買った電熱棒を使って調理。
この電熱棒、210円だったし、すぐ壊れると思ったけど重宝しています。
さて、アディスアベバからは、
いよいよエチオピア南部の民族を巡る旅が始まります。
まずは、南部の拠点の街となるアルバミンチまで移動。
バスのチケットは当日でも購入出来るかもしれないとの事で、
一か八か明日の朝購入して行く事にしました!
北部とは全然違ったエチオピアの真の姿が見れるかも?
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2 comments to this article
GUCCI
on 2016年6月4日 at 9:28 AM -
エチオピア調べてたらゆきちゃん達のブログだったー
参考にさせていただきまーす♪
yukky
on 2016年6月5日 at 7:15 AM -
GUCCIさん!コメントありがとうございます✨しばらく会えていないですね。今どこですかー?普段の記事は訳わからない事が書いてありますが、移動と宿はちゃんと書いたつもりなので参考にしていただけると幸いです私たち的にはゴンダールとシミエン国立公園がオススメです✨