未だ謎に包まれた空中都市マチュピチュ。
マチュピチュはペルーのアンデス山脈、
標高2430mの尾根に建つ古代インカ帝国の遺跡です。
空中都市と言われる所以は、
山の麓からその存在を確認することができないから。
なぜに、こんなとこに遺跡作っとんねんッ!!
というツッコミが誰でも容易にできる程、
下界とは隔離された場所にある事から、そう呼ばれています。
日本の世界遺産を特集する番組なんかでも登場する事が多く、
名前だけは知ってる!という方も多いと思いますが、
そんなマチュピチュに行っちゃいますッ!!
マチュピチュのチケットをクスコで購入
マチュピチュのチケットは、
クスコの町中にあるチケットオフィスで購入。
入口にはBoletos a Machupicchuという看板が掛けてあります。
マチュピチュのチケットは3種類。
1,マチュピチュ遺跡のみ
2,マチュピチュ遺跡+マチュピチュ山
3,マチュピチュ遺跡+ワイナピチュ山
マチュピチュ山とワイナピチュ山は、
1日に登れる人数の制限があります。
ワイナピチュ山は1日400人までですが、
人気が高いため売り切れになっている事が多く、
僕たちも断念せざるを得ませんでした。
ワイナピチュ山のチケットを購入したい場合は、
早い段階でネット購入をすると良いでしょう。
という事で、僕たちは
マチュピチュ遺跡+マチュピチュ山のチケットを購入。※142ソル(約4,340円)
ツアー会社で水力発電所までのバスチケットを購入
マチュピチュまでの行き方は複数ありますが
僕たちは通称スタンドバイミーコースと言われる道を歩いて行く事にしました。
電車使うようなお金ないですからねッ!!
このコースを歩くためには、
クスコから水力発電所までバスで移動する必要があります。
「Friends OF THE NATURE」という、
ツアー会社でその水力発電所までの往復バスチケットを購入。※60ソル(約1,830円)
他ツアー会社と比べて、ここが最安でした。
【地図】
赤・・・マチュピチュのチケットオフィス
青・・・ツアー会社(バスチケット購入)
翌日、マチュピチュ村へ向かうため、
集合時間の7時40分にツアー会社前に来ましたがスタッフおらず。
スタッフ、7時50分に来やがりました!
そこから別の場所に歩いて移動し、
既に乗客がいた乗り合いバスに乗車。
結局、クスコを出発したのは8時30分。
水力発電所までは、山道を行きます。
山道だから、カーブは多いしアップダウン激しいし、なかなか過酷。
景色は良いんですけどね!
クスコから水力発電所までは、6〜7時間くらい。
出発から4時間後・・・
ゆきさん&僕)おうぇぇぇ〜〜!!!!
まさかの同時ゲボ吐きました。笑
1番後ろの席で、揺れが増幅されたのか、まぁ、揺れる揺れる。
バスが右曲がった〜、
と思ったら
すぐ左曲がるッ!!
みたいな道がずっと続くのに加えて、運転手の運転も粗め。
もうね、ゲボを歓迎する環境が抜群に整ってるんです。笑
バスは前側の座席を確保しましょう。笑
スタンドバイミーコースでマチュピチュ村へ
15時30分、水力発電所に到着。
ここから、スタンドバイミーコースと言われる道が始まります。
スタンドバイミーコースと言われるのは、
4人の少年が線路を歩いて死体を探しに行く
「スタンドバイミー」という映画のシーンに似ているから。
線路の上を歩いていく道だからなんです。
ということで、早速、線路の道を歩き始めます。
すると、早々に別れ道が。
まっすぐ線路の上を進む道と、右手の林の中に入っていくような階段。
観光客)こっちだよ!
林の中に行く階段にいた観光客に、
声をかけてもらい結局階段を登ることに。
すると、「アグアカリエンテス」という看板が。
アグアカリエンテスとは、マチュピチュ村の別名。
どうやら、この道で合っていたみたい!!
再び線路の道に出て歩いていくと・・・
かっこいい鉄道橋ッ!!
とりあえず、記念写真撮るしかないッ!!笑
ということで、
クスコから一緒だったハルカさんと3人で記念撮影!
この鉄道橋には、
人が歩くための道が併設されているので、
そこを歩いて渡っていきます。
ただ、映画「スタンドバイミー」には、
鉄道橋の上を歩くシーンがありました。
鉄道橋の上を歩いていると、後ろから電車が来ちゃって、
最後は走って渡りきる!みたいなThe青春のシーン。
そして、僕はロマンチストで青春ストーリに胸キュンする男です。
こいつぁ、行くっきゃないッ!!
と一大決心をし、鉄道橋の上を歩いて渡ることに!
歩いている時に、
電車が来たらマジでまずいので、耳をすませて歩きます。
隙間もけっこー広く、
1歩1歩確かめながら進んで、なんとか到着。
ごわがっだぁぁぁぁーーーーー!!!!(怖かった)
おしっこチビリそうでした。
その後も、線路の道を行きます。
ポッポーーーーッッ!!!!
後ろを振り向くと、
青い電車ッ!!
すげー!!めっちゃ近い!!
てか、近過ぎッ!!!!
電車で行く人は、マチュピチュ村まであっという間だろうな。
スタンドバイミーコースは、
ご覧の通り林の中の線路を歩いていくコース。
よって、トイレは林の中。
トイレ後のすっきりしたゆきさんの表情がたまりません。
そして、18時15分にマチュピチュ村に到着。
15時30分頃から歩いてきたので、水力発電所から3時間くらいかかりました。
マチュピチュ村に1泊しマチュピチュへ
翌日にマチュピチュへ行くため、
マチュピチュ村で「マチュピチュ村からマチュピチュ」までのバスチケットを購入。
片道チケットが、12ドル(約1,210円)。
歩いて行くこともできますが、
往路は上りの道でかなり大変そうだったので、
下りだけ歩く事にして往路のチケットだけ購入。
ちなみに、歩いていく
「ハイキングトレイル」は以下写真の黄緑ルート。
ジグザグ道の脇を真っ直ぐ進む、
一見近そうなルートに見えますが階段を登り続けるから大変。
バスの出発場所はチケットオフィスのすぐ下。
バスの模型が展示されている場所です。
今日泊まる宿はこちら。
そして、翌日。
5時に起き、5時30分にバス停へ。
ぎょッ!行列のできる法律相談所状態ッ!!!!
行列に並び、バスに乗車。
20分くらいでマチュピチュの入場口に到着です。
空中都市マチュピチュ観光
これが、空中都市マチュピチュやッ!!
遺跡の後ろにそびえる尖った山が、
標高2720mのワイナピチュ山。
ワイナピチュ山の存在が、
マチュピチュ遺跡をより神秘的に見せているような気がします。
これぞマチュピチュ!
という景色を最初に楽しんだ後は、石壁で作られた遺跡を散策。
石の積み上げられ方が精密。
当時の技術でここまで出来るなんて信じられません!
そんな技術を崇め、雨乞いの儀式を思わせる
到底理解不能な舞いを始めるゆきさん。
遂には、石壁の穴に顔をはめるという行動に出ました。
どうぞ、笑ってやって下さいッ!!
マチュピチュ遺跡の背後に見えるのがマチュピチュ山。
この山に後で登ります!
これはコンドルの神殿。
コンドルの顔のような石と、
コンドルが羽を広げたような石積みからなる建造物。
一説には牢獄だったとされているんだとか。
どでかい岩。
これは市街地の入口。
ワイナピチュ山が門にぴったりとはまるので、
写真を撮る人も多い場所です。
マチュピチュにはリャマが住んでいます。
触れるくらい人に慣れたリャマ。
そして、ゆきさんが変な顔したってシカトするメンタル!
目の座り方が人並み外れている。
マチュピチュの総面積は約5km2。
その約半分が山の斜面を利用した段々畑になっています。
マチュピチュは
色々な場所から見ることができます。
そんな中、人が少なめのポイントを発見!
ここからも、
なかなか素敵なマチュピチュが見られまッす!
さすが、天空の城ラピュタのモデルになった景色。
どこから見ても素敵やん♪
人がいないので、写真を撮るのも余裕ぅー!!
場所によっては、
人が多くて写真に人が入っちゃいますから。
マチュピチュ散策に疲れたら、
椅子に座って藁屋根の陰で涼みましょうー!
マチュピチュ山に登る
マチュピチュ山は、マチュピチュ遺跡を挟んで
ワイナピチュの逆側にある標高約3060mの山。
9〜10時に登り始めるチケットを購入したので9時過ぎに入口へ。
7〜8時に登り始めるチケットもありましたが、
遺跡観光の前に山に登ると疲れちゃいそうだったので、
9〜10時のチケットにしました。
頂上までの道、けっこー過酷。笑
石の階段をひたすら登り続けます。
もう、汗だくっす。
ただ、道中見える景色はなかなか!
マチュピチュが随分小さくなってきた!
遠くに迫力ある雪山も見ることができました!
そして、頂上到着ッ!!
ひぃ〜、けっこー疲れた!!
頂上からのマチュピチュは・・・
こんなにちっちゃいッ!!
かなり登ってきた証拠です。
マチュピチュ観光を満喫し、
マチュピチュ村へ帰ります。
帰りは、バスを使わず徒歩!
宿に帰るまでが遠足よッ♪♪
【ペルー世界遺産 マチュピチュの歴史保護区】
おすすめ度: (星4つ)
国/地域:ペルー/マチュピチュ村
遺産種別:複合遺産
世界遺産登録年:1983年
入場料及び費用:マチュピチュ遺跡+マチュピチュ山:142ソル(約4,340円)※内容により異なる
《感想》
天空の城ラピュタのモデルにもなった空中都市マチュピチュ。
なぜ下界と切り離された場所に都市を築いたのか
未だ詳しい理由は解明されていません。
当時、ここに人が生活していた光景を想像するとなんとも言えない気持ちになります。
ワイナピチュ山が人気が高いですが、
マチュピチュ山に登るのもオススメです。
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