南米大陸の最南端、パタゴニア地域のインディアンは三部族がいたそうです。
その中でも最南端に住んでいたのが
「ヤマナ族」(ヤーガン族) と「セルクナム族」(オナ族)。
常にこの格好をしていたわけではなく、
セルクナム族が成人式でこの奇抜な格好をしていたようです。
日本でも成人式は派手な格好をする人達が増えているのでしょうが、
これにはかないませんね!!!( ´ ▽ ` )ノ!!!
私は2、3年前にこの民族を知ってから大ファンでした。
街中で彼を見つけた際は大興奮♡(((o(*゚▽゚*)o)))♡
そして、ウシュアイアにはヤマナ族の博物館があるそうなので、
入場料はちょっと高いけど行ってみました!
ヤマナ族博物館
宿泊しているイルダおばさんの家から徒歩5分ほど。
ヤマナ族博物館を発見しました。
※ウシュアイアの宿情報はこちら
→イルダおばさんの家|アルゼンチンのウシュアイアにある宿(ホテル)情報
とても謙虚な佇まいには好感がもてます。
中に入ると受付、ロビー、お土産のスペースがあります。
ここもこじんまりとしていて、暖かい雰囲気。
謙虚?こじんまり???
あ、ヤマナ族が好きで、表現に偏りが出ているかもしれません。笑
見る人によっては、少し小さく(全3部屋)、少し古い印象を持つかもしれませんが、
私からしたら、一民族、しかも、かなり詳細に部類した民族単位でのミュージアムがある事自体
すごい事だと思います!
ヤマナ族、万歳!!!笑
さて、冒頭で奇抜な格好をしていたセルクナム族。
ヤマナ族もセルクナム族も普段は裸で生活していました。
私も一度裸族を体験した事がありますが、なかなか気持ちが良いものです。
→ヒンバ族は世界で一番美しい民族|でも一生に一度も体を洗わない?!【2〜3日目】
しかし、ここは夏でも最高気温15℃程度の極寒の地。
木だって斜めに生えちゃう、過酷な地域です。
→ウシュアイアの斜めの木(フラッグツリー)|徒歩で世界最南端の都市観光!!
今の価値観から言ったら、裸で暮らすなんてありえません。
彼らは、体に毛皮を巻いたり、動物の油を塗っていたそうですが、
雨風が吹き荒れる中、濡れた衣服を着ている事は低体温を助長させる事を知っていました。
裸で火にあたる事で、素早く体を温めていたのです。
こうした彼らの暮らしを表す写真が多く展示されていました。
残念ながら、彼らはスペイン人の入植により、抗争や食力不足に悩まされました。
さらには、疫病が流行したことで、絶滅への道を辿る事となります。
この疫病は、裸の彼らに服を着る事を教えた事が原因の一つとして考えられています。
と、言うのも彼らは服を着た事がありません。
そのため、洗濯をするという文化がありませんでした。
汚れても、そのまま着続け、不衛生な状況が生まれたのではないかと考える人もいます。
純粋に、入植してきたスペイン人に虐殺されて数を減らしていった可能性もありますが、
独特の格好や絶滅の理由など謎が多い所がまた魅力的です。
また、博物館の中にはたくさんのジオラマもあります。
地域柄、ペンギンも狩りの対象になっていたようです。
もちろんコレも♡
ひとりビックリして倒れちゃっていますけど!笑
いや、笑い転げているのかな?
このアートセンスはわたしも倒れちゃうくらい好きです。
GoogleでyamanaやSelknamと検索するとたくさん画像が出てきます!
とくにSelknamはとても素晴らしいのでぜひ一度検索して見てください( ´ ▽ ` )ノ
MUSEO YAMANA (ヤマナ族博物館)
営業時間:10:00〜20:00
入場料:110ペソ≒880円
【地図】
赤・・・ヤマナ博物館
ウシュアイアの町中で見つけたヤマナ族
ウシュアイアだけでなく、パタゴニア地域にはヤマナ族やセルクナム族のアートがたくさん!
ウシュアイアで見つけたアートの一部をご紹介!
これは先ほども載せましが、街中にある像。
ポーズ、彩り、再現力ともにパーフェクトヤマナさんです!
インフォメーションセンター近くにある顔ハメパネル。
顔のハマり具合が気に入らず5回以上撮り直しました。
顔ハメパネルの隣のアートセンターにある絵。
ちょっと間抜けな感じがかわいい。
これは、普段バージョン。たしか郵便局の壁画。
個人的にとてもお気に入り♡
これはウシュアイアからリオガジェゴスに行く途中のフェリーに乗り換えるところにあります。
色使いがとても綺麗で海や宇宙にいるヤマナ族のイメージ。
これはポストカードにしたいくらいメンバーが揃っています!
もう一つのミュージアム兼お土産屋にあります。
ここでは、リアル顔ハメがあるので、これもぜひ!
ハマりすぎでしょ!笑
可愛すぎるヤマナ族のお土産
ウシュアイアの宿で一緒だった仲良し夫婦ナオトさん、マイコさん夫婦の
ナオトさんがプエルトナタレスで買ったTシャツ。
え!これめちゃくちゃ可愛い( ´ ▽ ` )ノ
山梨の実家で着てたらダサそうだけど、
原宿で着てたらいい感じ?
いや、着る人によるのか!
ナオトさんにはとても似合いそう!!!
ナオトさんのヤマナ愛に触発されて、
私もまあまあお土産を買ってしまいました。笑
一部をご紹介します。
アルゼンチンのエルカラファテは手作りのアートよりなお土産が多く売っていました。
買ったのはこちらの人形。
3体仲良く買いました。笑
しかも、氷河の上で写真を撮るという気に入りっぷり。
我ながら自分にひきます!笑
これはチリのプエルトナタレスで買ったスプーン。
上の丸の部分が回転して、裏には違うタイプのヤマナさんが描かれています!
これでコーヒーのミルクをかき混ぜたい( ´ ▽ ` )ノ
これもチリのプエルトナタレスにあったお土産屋さん。
残念ながらオープンした所は見ていませんが、外の置物と掛け物がたまらん♡
お土産やグラフティの数で言ったら、プエルトナタレスが一番多かったと思います。
あとは、写真がありませんがTシャツも買っちゃいました!
しかし、お土産あるあるです。
パタゴニア以外で着る機会がありません。
ヤマナTシャツは日本で一緒に寝ようと思います!
下の「世界一周バナー」をクリックすると
「and世界一周-カップル2人旅ってどうなん?!-」の順位がアップ♪
クリックで応援してもらえると
泣くほど嬉しいです!!
↓↓↓
にほんブログ村
※クリックは1日1回有効
「いいね!」をすると、
更新した記事をfacebook上で見られるようになります。
もし良ければクリックを♪
↓↓↓