2週間滞在したタメル地区ともお別れです。
7時発のバスに乗り込み、ポカラへGO！
バスはツーリスト用なので、盗難などの心配はそんなにしていません。
ただ、念のためパソコンやカメラ等が入ったバックは
車内に持ち込んで、肌身離さず持っておきます。
7時に出発で、14時頃にポカラ到着なので、約7時間程度の旅路です。
途中、朝ごはんと昼ごはんを挟むので、
バスに乗っている時間は実質6時間程度だと思います。
バスは何の問題もなく走っていきます。
出発してすぐに眠くなったので、僕は寝てしまいました。
気がつくと朝ごはんを食べる休憩地点へ到着。
あー、よく寝た。
世界一周中はバスでの長時間移動が多い予定なので、
そこでいかに快適に過ごせるかは重要です。
おそらく、寝られれば快適でしょう。
休憩地点では、バスの乗客が朝ごはんを物色中。
僕たちの朝ごはんはサモサ！
サモサはインドやネパールでよく食べられている軽食の一つで、
ジャガイモやグリンピースなどの具を香辛料で味付けし、薄い皮で包み揚げたものです。
油っぽいので食べ過ぎにはご注意を！！
再びバスに乗り込み、すぐさま僕は爆睡。
気がつくとお昼ご飯を食べる場所です。
隣の広場には子供たちが集まっていました。
癒されます。
みずみずしいきゅうりも売ってます。
僕と山田さんは、あまりお腹が空いていなかったので、
のんびり周りの景色を眺めていました。
その時。
「ドッドッドッドッ！」
地面が揺れ始めました！
地震です！
そこにいた人たちはパニック状態！
席に座っていたほぼ全員が一斉に立ちあがり、
屋根がない広いスペースに走っていきます！
そんな光景をわりと冷静に見ていたのが、山田さんと僕。
体感で震度3くらいの揺れだったので、そんなに動じませんでした。
日本に比べると他の国は地震が少ないであろう事を、その状況から実感しました。
その後、バスが発車し14時頃にポカラに到着。
ポカラには、レイクサイド（湖の東岸）とダムサイド（湖の南側）というエリアがあり、
ツーリストのほとんどはそのいずれかで宿泊します。
レイクサイドの方が観光客用に整備されていて、お店や宿があるようです。
それから、観光スポットもレイクサイドにあるよう。
ちなみに、僕たちの宿はレイクサイドです。
タメル地区で泊まった日本人宿のオーナーであるドゥルバさんが、
事前に宿を予約しておいてくれました。
ありがたや。
バスパークからレイクサイドへの行き方がわからなかったので、
タクシー運転手と地元の人に道を聞き、歩くこと30分。
無事、レイクサイドの宿へ到着。
宿にはWiFiがあるので、PCを開いてネットに接続。
そこで、衝撃を受けました。
ネパールで大きな地震があり、
死傷者が出ているというニュースが目に飛び込んできたんです。
その時に、お昼の地震の事か！と認識。
体感で震度3程度の揺れだったので、
まさかそこまでの被害になっているとは、全く想像もつきませんでした。
時間の経過と共に、被害の状況が明らかになっていきます。
家族や友人から安否確認の連絡があったので
地震により甚大な被害があったと、日本では放映されているんだと想像がつきました。
僕たちが今朝までいたカトマンズの方で、大きな被害がある事を知りました。
幸いにも、僕たちがいた地域は栄えていて建物も頑丈にできているようで、
建物の倒壊などはほとんどなかったようです。
お世話になった宿や、会話をしたお店の人たちもいたので、
少しほっとしました。
ただ、ネパール全土で見ると大変な被害状況です。
僕たちは、高山病になったことでトレッキングを中断し
早めにポカラに移動することになりました。
もし、高山病になっておらず、トレッキングを中断していなかったら
今もカトマンズにいたかもしれません。
そう思うと、本当に間一髪です。
幸いにも、今いるポカラの地区はほとんど被害がありません。
震度2くらいの余震が、1日に1回ある程度です。
ただ、その時のネパールの人達の怯えている様子を見ると、
地震への耐性が全くないのと滅多に地震が起きることがない国なんだ
ということが、よくわかりました。
地震の恐ろしさを感じた1日でした。
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