オカバンゴデルタ地帯とは?
ボツワナ北部、カラハリ砂漠の中にある世界最大の内陸デルタ。
オカバンゴデルタはアンゴラから流れてくるオカヴァンゴ川が
カラハリ砂漠の平坦な土地に流れ込んで作られたデルタである。
オカヴァンゴ川はこのデルタで蒸発し消滅するが、
雨季の最盛期には南のンガミ湖、サウ湖、マカディカディ塩湖に水が流れ込む。
2014年に登録された1000件目の世界遺産である「オカバンゴ・デルタ」。
湿地帯の中をモコロと言うボートで移動し、
サファリなどが楽しめます。
ツアー内容
泊まっている宿で申し込み。
※泊まっている宿情報はこちら
1泊2日900プラ(約9,140円)。
宿のウェブサイト(ツアーが書かれてるページに飛びます)
内容:オカバンゴデルタまでの往復
モコロ費用
ツアー後のドリンク
別途必要なもの:料理器具(1日50プラで貸し出し可能)
食材
水(一人5L用意して料理などを含めぴったりだった)
日焼け止めや帽子など
他にも日帰りコースや2泊3日のコースあり。
食事を付ける場合は1泊2日で2500プラくらいに一気に値上がりする。
直接モコロを漕ぐ人に頼むと安いらしいが、
オカバンゴデルタまでの移動などでトラブルもあるので、
ホテルやツアー会社で頼んだ方が確実。
オカバンゴデルタに移動
朝8時、ホテルからサファリカーで移動。
マウンからは約1時間。
この区間も景色がどんどん変わり気分も高揚してきます。
オカバンゴデルタの湿地帯
湿地帯の脇にある村に到着しました。
これがモコロと言うボート。
木製の物もあるけど、最近はプラスチック製が主流らしい。
基本的に3人乗りで、ガイド兼漕ぐ人とお客さんが2人で乗ります。
全然安定感がなく(笑)、左右に揺れて中に水が入ってこないか心配。
でも、この浮遊感がまたたまらなく、
リラックスできるとか、できないとか。
私たちのガイドはマイケルと言う青年!
モコロ10年歴。
ガイドレベルは1〜4まであるらしく、
そのうちの2なんだって。
3になれば、もっと色々なガイドが出来るから、
今頑張って3が取れるように勉強中。
さて、さっそくモコロで湿地帯の中の川となっている部分を進んでいきます。
水草や蓮がたくさんあり、三途の川を彷彿とさせます。
行ったことありませんが。
見たことある方、こんな感じでしたか???
手は水草で切れたりする恐れがあるから、
むやみに出しちゃだめだけど、
マイケルにその都度聞いて触ってみた。
日陰もなく、直射日光で日差しがハンパないので、
ひんやりした水がとっても気持ちいい。
モコロはもともと原住民であるバイェイ人やツワナ人の移動手段。
今でも観光用以外に生活の必需品です。
移動だけでなく、釣りも。
所々に網の仕掛けがあります。
雨季と乾季で水深が違うオカバンゴですが、
深いときは6mにもなるそう。
そして、時々カバにモコロを転覆させられてしまう事があるんだって。
今は水が少ない時期でカバがいても、事前に見つけられるから大丈夫。
そんな話を聞いてたら、より一層三途の川に見えてきたよ。
マイケルは長い棒1本でモコロを操作してくれます。
炎天下で暑そう。
でも、話をしてくれたり、
現地の言葉を教えてくれたり、好青年!
話をする以外は、
自然の音や景色を楽しみながら、のどかな時間が流れます。
すると、突然
マイケル)静かに!!!
マイケル)ゾウがいるんだ。
マイケル)驚かせないように静かにしよう。
すごく川に近いから通れるか様子を見てみる。
しばらくゾウと距離を置いて、
じっと見つめ合います。
カバも恐いけど、ゾウも気が立っている時はすごく危ないみたい。
あんな巨体で暴れられたらひとたまりもない!!!
しかも、アフリカゾウは世界中で一番でかいゾウ!!!
ゾウの中のゾウ。
すごい迫力。
1頭で行動しているゾウはオス。
だから、このゾウは集団から自立した大人の男って事。
どうか、そのままジェントルマンでいてね。
マイケル)川の隣に草が少ない所がある。
草の中を突っ切るから気をつけてね。
モコロを漕ぐ時は立っているマイケルだけど、
この時は身をかがめて、ゾウに気付かれないようにゆっくり漕ぎます。
あわわわ。
近いようぉぉぉぉおおお!!!
なんとか、ゾウに気付かれずに通り過ぎる事ができました!
これ、こんなにリアルなツアーだったの???
ちょっと怖すぎるんですけど!!!笑
オカバンゴデルタの島
モコロを漕ぐ事2時間。
目的の島に到着しました。
島は幾つかあって、キャンプ地がグループで被らないように配慮されています。
私たちのキャンプ地はこちら!
さっそくマイケルが火を起こしてくれて昼食の準備。
もってきたビールで乾杯!!!
ここに来る前に、りょうくんにお願いしてビールを買ってもらたのが正解!
あ、テントはサソリとかが入ってくるから
ちゃんとチャックを閉めるように言われました。
本当にワイルドなツアーだ。
ウォーキングサファリ
昼寝をした後、夕方になってからさっそくウォーキングサファリに出かけます。
その名の通り、歩いて野生動物を見に行こう!というサファリ。
私たち)危なくないの?
マイケル)危ないからちゃんと僕に着いてきてね。
りょうくん)ライオンいる?
マイケル)たまにいるよ。
りょうくん)ライオンにあったらどうする???
マイケル)…(笑顔)
マイケル)逃げようか。
どーーーーーーん!!!
ウォーキングサファリ。
激しく不安です!!!
でも、行くしかない。
マイケルに付いて行く私たち。
さっそくあったのがゾウの骨。
大腿骨がこんなにでっかい。
りょうくんがやっと持ち上げられるくらい重い。
背中の骨に、
お尻の骨。
顔も。
なにもかもスケールが違う。
ウォーキングサファリと言っても、
そんなに簡単に動物が見つかるわけではありません。
そんなに簡単に見つかったら命がいくつあっても足りませんしね。
びびりすぎて
「動物見つかるな!!!」
と、思ったサファリは初めてです。
そんな祈りが通じてか、あまり動物は見つかりません。
マイケルがアリクイの巣を見つけたり、
薬草を見つけてくれたり、
ほのぼのした時間が流れます。
そして、1時間ほど歩いた時、
シマウマとヌーの群れを発見しました。
50頭ほどの群れがいだけど、
人が近ずくと彼らも少し移動して、
一定の距離を保っています。
カメラの望遠でもこれが限界。
島はいくつかあって、
動物のいるいないはその時次第。
私たちはこのシマウマたちの群れと、
すごく遠くにバッファローが見えたからもう満足。
恐い動物に会う前に帰ろう!笑
野生動物は火を怖がるから、
帰りに一晩中燃えてくれそうな木をお持ち帰り。
今日はいい天気で夕日も綺麗。
明日もウォーキングサファリがあるからいい天気だといいなぁ。
テントに帰宅して、夕食作り。
簡単なメニューだけど、すごく美味しい。
マイケルは食料をもっていなくて、
昼食と夕食を分けてあげた。
次の日は近くのキャンプサイトに泊まっているグループの所に食べに行っていたけど
基本的にもらえるものと思っているのかも???
少しだけ持ってきたワインを3人で飲みながら、
マイケルの恋愛事情なんかを肴にキャンプファイヤーをして、
楽しい1日目が終わりました。
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