アルゼンチンのブエノスアイレスから、
パラグアイのエンカルナシオンを経由して、アスンシオンに移動します。
基本的には、ブエノスアイレスからエンカルナシオンまでは直通バスで行きます。
相場は750ペソ（約6,000円）程度ですが、
私たちは、①年末であった事、②2週間前に大統領が変わり今まであった闇両替の撤廃など、
時期の悪さから1,500ペソ（約12,000円）と倍の値段でした。
倍はちょっと高いなぁ。
と、いう事で、アルゼンチン側の国境ポサダスまで行き、
そこからローカルバスを乗り継ぐ事にしました。
ブエノスアイレスのレティーロバスターミナルからポサダスへ
ブエノスアイレスのレティーロバスターミナル。
※バスターミナル周辺はケチャップ強盗が多いので気をつけてください。
とても大きなバスターミナルで、
一番奥に国際バスの会社が並んでいます。
初南米の私たちは【マニャーナ（明日）】と言う単語しか知らず、
バスチケットを探すのに本当に苦労しました。
英語は数字も通じませんでした。
利用したバス会社は、「EL RAPIDO ARGENTINO」。
ポサダスまでのバスは1,000ペソ（約8,000円）。
バスは予定通り19:00に出発です。
南米のバスはクオリティが高いと聞きますが、
十分なリクライニング、フットレスト付き！
横幅もゆったりな2×2シート。
豪華（？）な夕食。
びっくりするくらい快適でした。
ポサダスから国境を越えてパラグアイのエンカルナシオンへ
翌朝7:30ポサダスのバスターミナルに到着。
「パラグアイに行きたい」とその辺の人に声をかけまくります。
ちょうどそこにエンカルナシオン行きのローカルバスが来たので乗車。
ターミナルから国境までの距離はあまり離れていませんが、
街中をぐるぐる回った事、国境付近がとても渋滞していた事により、
イミグレーションオフィス前までで1時間かかりました。
アルゼンチン側のイミグレーションオフィスで全員降ります。
ドライバーにチケットの事を確認すると、
ここで発行してくれました。15ペソ（約120円）。
出入国の手続きは個人差があるため、
乗ってきたバスが先に行ってしまう可能性があります。
その際に、このバスチケットを見せる事で
後続のバスに振り替え乗車できるので、
ちゃんともらっておいた方がいいと思います。
アルゼンチンの出国手続きが終わったら、
さっきのバスは行ってしまっていたので、
次に来たバスに乗って橋を渡ります。
この先にパラグアイのイミグレーションオフィスがあります。
ここは、とても簡単でポンッと入国スタンプを押しておしまい。
乗ってきたバスにそのまま乗車する事が出来ました。
9:20。エンカルナシオンのバスターミナルに到着。
（アルゼンチンとパラグアイは1時間の時差があります）
エンカルナシオンで簡単にブラジルビザ取得
このままブラジルビザを取りに行きました。
黄色い建物の方に進むとブラジル大使館があります。
ブラジルビザは通常
・残高証明
・日本への帰国フライトチケット
など、いろいろな書類が必要でとても面倒くさいビザの一つです。
エンカルナシオンでは
・残高証明
→クレジットカードを見せ、コピーを取ってもらう
・日本への帰国フライトチケット
→バスで近隣国に抜けるし、オンラインで予約出来ないから持っていないと言って許してもらう
と、少し他の大使館より緩いそう。
値段も162,500グアラニー（約3,250円）と、他より安いらしいです。
※安かったらしいのですが、2016年の2～3月に値上がりしたみたいです。
（日本人はもともと安めの値段だったが、大使が勘違いして他の国と同じ値段になっているとかいないとか）
なので、今ではエンカルナシオンで取るメリットは薄れてきているでしょうか。
アスンシオンやボリビアなどで取った方が、
正規の日本人価格みたいです！
あと、ベネズエラで取ると闇両替の影響で安いとか。
まぁ、今は治安が悪くて行けませんが。
ちなみにATMはバスターミナルの敷地内にあるので、
あらかじめ下ろしてから大使館に行きましょう。
私たちは下ろす前に行って、
ものすごく怒られました！笑
グアラニーと言う通貨も桁がものすごく多く、
162,500グアラニーを数えていると、
お前ら計算も出来ないのか！と怒られました！笑
年末という事もあってか、
なんかとてもご機嫌斜めな職員さんでした。
ちなみに2015年は12月30日までオープンしていました。
【ブラジルビザ発行に際し必要な書類】
パスポート（余白2ページ以上、有効期限6ヶ月以上）
写真（カラー、縦7cm横5cm〜縦4.5cm横3.5cmの間）
ビザ代（162,400グアラニー、支払いはグアラニーのみ）
残高証明書（またはクレジットカード、25万くらい残高があればいいみたいです）
日本への帰国のチケット（バスで隣国へ抜けると伝えました）
申請書※
※事前にオンライン上で申請書を作成。
申請番号を告げると申請を開始してくれるので時間の節約になりました。
エンカルナシオンからアスンシオンへバスで移動
エンカルナシオンもとても魅力的な町みたいですが、
私たちはこのまま首都のアスンシオンに移動します。
ちょうど11:00出発のバスがあったので乗り込みます。
60000グアラニー（約1,200円）。
アルゼンチンと比べると一気にバスがボロくなりました～！
ジメジメしているし、ダニでも出てきそうな雰囲気です！
数日前にはパラグアイとアルゼンチン北部で大雨、
大洪水があり、日本でもニュースになっていましたね。
水位は氾濫寸前まで上昇していました。
橋のすぐ下はもう水です。
洪水の影響があるかと思いましたが、バスは順調に進み
18:15にアスンシオンのバスターミナルに到着。
ここから宿に向かうためローカルバスに乗り換えます。
2400グアラニー（約48円）。たまにお釣りくれません。
バスに乗って5分、そのまま歩いて15分。
パラグアイの有名な日本人宿に到着しました！
旅に出て初めての年末年始はここで過ごしたいと思います！
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