トレッキング2日目。
今日は宿泊したパクディンからナムチェへ向かいます。
優しく笑顔が素敵な宿のお母さんとの別れを惜しみながらも、出発です。
ナムチェは標高が3440m。
富士山よりは低いですが、3000mオーバーの場所です。
僕の日本で登山した一番高い山が、甲斐駒ケ岳という山で2967mなので、
3000mを越える高さに滞在するのはおそらく初めてです。
パクディンが2600mくらいなので、800mくらい登ります。
800mで思い出すのが、小学校の陸上大会で女子は800m走があったのですが、
坂井さんがとても速かった事です。
・・・。
地元の小学校ネタを放り込んですいませんッ!!
ちなみに、今回のトレッキングルートは
エベレスト街道というエベレストを見るための王道ルートです。
このルートを登る際には、ガイドやポーターを雇う事が多いよう。
ガイドは道のりの案内や、体調不良や天候悪化、
その他山で起こりうるリスクに対して対応をしてくれます。
ポーターは、荷物持ちです。
ただ、両方雇うとその分、費用もかかってしまうので
ガイドかポーターのいずれかを雇う人もいるようです。
我々は、荷物は自分たちで持つようにしたので、
ガイドのみ同行してくれています。
故に、荷物が重しッ!!
僕においては、20㎏の荷物を持ちます!!
段差を登る時の、足にかかる負担がとんでもねーっす!!
しかし、僕は登山は修行だと思っているので、負担バッチコイ。
社会人になり自身の体に負荷をかけて
追い込むという事をしていないので、追い込まれたいのです。
よって、負担バッチコイです!!
※バッチコイ:中学校の頃、野球部がノックの練習時によく発していた言葉です。
よく考えてみると「バッチ」の意味とは何なのでしょうか。
という事で、20㎏の荷物を持って800mくらい登ります。
それにしても、景色が綺麗ですねー。
音楽を爆音で流しながら歩いていたオーストラリア人。
お願いされて写真を撮っているところです。
馬に怯える黄色いバックの山田さん。
滝で虹を発見。
山奥に住んでいる人の家を発見。
ガイドさん休憩中。
橋に牛の集団が。
ここまでは順調でした。
しかし、途中から雨が降り始めました。
ザックカバーでバックパックを包み、レインウエアを着て歩きました。
これがまた、しんどい。
レインウエアに通気性はほぼ皆無なので、汗がとめどなく出てきます。
その汗でレインウエアの中が、蒸されてさらに暑いという。
普段、臭いにけっこー敏感な僕は、脇汗をかくと即座に拭き取ります。
そんな僕が、レインウエアの中で汗によって
蒸されている状況に耐えられるでしょうか。
・・・。
耐えられるんですッ!!
人間は汗臭さと共存する事ができるんです!!
人間の可能性を感じました。
ナムチェの直前で、大量の藁を持った青年とすれ違いました。
僕なら3分の1すら持てないでしょう。
所詮、もやし男ですから。
汗まみれの歩行が終了し、ナムチェに到着。
昨日、シャワーをしておらず、
今日、汗臭男になったので、ナムチェでシャワーを浴びる事にしました。
シャワーは有料で、500ルピー(約600円)。
節約をしなくてはと思っていても、汗臭さには耐えられませんでした。
シャワーでこんなに幸せを感じたのは久しぶりです。
シャワー最高。
さよなら、汗臭さ。
汗とレインウエアと私。On the road。
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