ハンピ2日目。
今日は1日使って、
世界遺産であるハンピをガッツリ観光したいと思います。
ちなみに、ハンピは14世紀から17世紀中頃に実在したヴィジャヤナガル王国の王都でした。
その時代に、広大な土地にたくさんのヒンドゥー教寺院や宮殿を造営。
現在は40ほどの遺跡が残っていて、さまざまな神祠や望楼、
柱廊や浴場、要塞や宮殿などが散在しているそうです。
まずは、ヴィッタラ寺院を目指します。
ハンピのバススタンドから、
歩いて5分ほどの場所にナンディー像があり、そこから向かえます。
のっけから、岩山にワクワクしております!!
石段を登り、周囲が岩だらけの道を歩いていきます。
本当に別世界。
この岩は(写真左)どんなバランスで立っているんでしょうか。
岩だらけの丘を越えると、何かの遺跡を発見。
ただ、地図と照らし合わせても自分の位置が分からないので、
その遺跡が何であるか全くわかりません。笑
そのまま歩いていくと、歩きやすい道に出ました。
その時点で、僕らの後ろには10人くらいのインド人グループが。
歩く方向からすると、僕らと同じヴィッタラ寺院に向かっているようです。
彼らが、僕たちに追いつきました。
すると。
彼ら)写真を撮ろう!!
写真を撮りました。
ヴィッタラ寺院に到着。
チケットを250ルピーで購入し、敷地内に入ります。
寺院の入り口。
ちなみに、ヴィッタラ寺院はヴィジャヤナガラ様式の最高傑作と言わているそう。
そんなに広くない敷地に、いくつかの建造物があります。
戦車をかたどった独特な建造物。
芸術的な彫刻が施された柱。
石の壁面に掘られた彫刻も見事です。
かなり繊細な作業で実現する彫刻でしょう。
そして、最後は集合写真。笑
インド人、欲しがるねぇぇぇッッ!!
続いての目的地は、アチュタラーヤ寺院。
来た道を戻ります。
10分くらい歩くと、ヴィッタラ寺院に向かう途中にあった、
何かわからなかった遺跡が。
地図を確認。
アチュタラーヤ寺院やッ!!
どうやら、ヴィッタラ寺院に行く途中に出会っていたみたいです。笑
アチュタラーヤ寺院正面で・・・
シャカリキジャンプッ!!
麻原彰晃の空中浮遊ではありません。
アチュタラーヤ寺院の敷地内を一通り見終え、
続いて向かうのはマータンガ丘。
この岩山の頂上に小屋があって、そこからの眺めが抜群なんだとか。
岩山登り開始です。
登り始めて10分程度。
だいぶ眺めが良くなってきました。
アチュタラーヤ寺院の全貌を捉える事ができます。
景色に寺院が溶け込んでいて、神秘的な光景です。
マータンガ丘の頂上に到達。
ハンピを360度見回す事ができます。
僕は今、ドラゴンボールのナメック星にいます。
午前中だけで、随分濃い時間を過ごせました。
が、
午後もがっつり観光しちゃいますッ!!
向かうは王宮地区と呼ばれる場所。
そこにもいくつかの遺跡が点在しています。
宿からは2㎞以上離れているので、レンタサイクルで向かいます。
3時間で40ルピー。
自転車で坂道を登りきれなかった山田さん。
君のその笑顔は100万ボルトだ。
まずは、ザナーナー・エンクロージャーへ向かいます。
エンクロージャーという名前の外国人がいたら、その人は絶対に強いと思います。
道端に、山羊使いのおじさん。
君のその笑顔も100万ボルトだ。
僕が先頭を切って向かった事で迷いに迷い、
やっとの事でザナーナー・エンクロージャー到着。
ヴィッタラ寺院と共通のチケット(同日のみ)なので、
それを窓口に見せ敷地内へ入ります。
ロータス・マハル。
ヒンドゥーとイスラムの建築様式を融合した建物らしいです。
その奥には、エレファンツ・ステイブル。
昔は、像の小屋だったそう。
ザナーナー・エンクロージャーを後にし、
5分くらい進んだ所にあるのが王妃の浴場。
四方が15m、深さが1.8mなんだとか。
浴場にしては、深い気がするのは僕だけでしょうか。
続いては、階段井戸。
これ造った人は、整理整頓が上手だと思います!!
井戸とは思えない美しいデザインです。
続いて向かったのは、階段井戸から5分くらいの所にある
ハザーララーマ寺院。
建造物の上部には、数多くの人が彫刻されています。
印象的だった蛇口のような彫刻。
ヴィッタラ寺院同様、彫刻の素晴らしさがピカイチです。
外壁にもこだわりが観られます。
王宮地区も一通り見終え、宿へ。
自転車で道を進んでいると、左手に網で仕切られた庭を発見。
なにやら、何人かのインド人が集まっています。
おそらく、遺跡だろうと思い中に入ろうと試みます。
が、
入口らしき所に南京城がかかっていて入れません。
入るのを諦め、帰ろうとしたその時。
インド人)カム!カム!カム!(来なさい!)
と僕たちに手招きをして来ました。
お誘いはお受けするのが礼儀。
行ってやりましょうッ!!
隙間から侵入。
なぜか、わかりませんが激しく歓迎されました。
そして、なぜかめちゃめちゃ陽気な感じです。
・・・。
なるほど!!
誕生日会をしていたからだったんですね!!
ケーキまで分けてもらい、記念撮影まで。
インド人のフレンドリーバロメータは、はち切れてると思いますッ!!
盛り上がっている所に現れた警備員に促され、撤収する事に。
でも、彼らは警備員に対して満面の笑みで
彼ら)今、誕生日会をやってるところなんだよ♪
と。
そんな理由通じますッッッ?!!!
そんな理由が通じたのか、特にお咎めなしでした。笑
ちなみ、やっぱりここは遺跡で、
プラサンナ・ヴィルーパークシャ寺院(地下シヴァ寺院)でした。
帰る途中で会った、木を運ぶおじさんたち。
君たちの、その笑顔も100万ボルトだ。
自転車を漕いでいて、思い出した事があります。
確か、帰り道にガネーシャの像があったんです。
という事で、ガネーシャ像がある場所へ。
ここから、さらに少し上がった所はヘーマクータの丘。
もう、僕は巨大な岩石の虜です。
この時点で18時くらい。
山に沈む夕日を見て19時頃に宿へ戻りました。
8時頃から動き出したので・・・
11時間の観光ッ!!
世界遺産ハンピは見所が多く、
神秘的な光景が広がっている場所で、2日目にしてお腹いっぱいです。
別腹もいっぱいです。
でも、明日は5時から観光しようと思います。
※ハンピに関する情報(世界遺産登録年、遺跡入場料、感想など)は、次の記事に掲載します。
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