ジャイプルは別名「ピンクシティ」とも呼ばれています。
その所以は、街がピンクだから。
そのまんまやんけッ!!
ちなみに、ピンク色の街が生まれたのは1876年の出来事がきっかけ。
当時のインドはイギリス領。
この時に、イギリス王の息子であるアルバート王子がジャイプルを訪れることになりました。
そこで、その王子を歓迎するために街中をピンクに塗り上げたとか。
ただ、ピンク色の建物が多い地域というのは限られていて、旧市街と言われている場所です。
昨日、宿泊したトニーゲストハウスを午前中に出発し、
ピンクシティと呼ばれている旧市街へ向かいます。
途中に壁を塗る青年を発見。
ピンクやッ!
旧市街に入るには門をくぐる必要があるんですが、その門はこんな感じ。
もう、ピンクシティの匂いプンプンです。
門をくぐります。
P!
I!
N!
K!
PINKッ(ピンク)!!
そう叫びたくなる程のピンク色の建物の多さです。
ピンクシティと呼ばれるのも頷けます。
ジャイプルの旧市街には、世界遺産を含む観光スポットがいくつか存在するので、
今日はそれらを巡ります。
まず向かったのが、シティ・パレス。
◼︎シティ・パレス
・当時マハーラージャ(王様)だったサワーイー・ジャイ・スィン2世が1726年に造った建造物。
今もマハーラージャが暮らしていて、一部が博物館になっている建物。歴代マハーラージャたちの
衣類や楽器などを観ることができ、彼らの暮らしぶりを垣間見ることができます。
敷地内にはピンク色の(赤に近い)建物があり
その中には巨大な銀の壺が。(この壺の向かいにもう1つ同じ壺があります)
この壺は、1902年に当時のマハーラージャがイギリス旅行の際に、
ガンジス河の水を入れて持って行ったと言われています。
なんでも、その水で毎日沐浴をしていたそう。
他にはこんな可愛らしい壁や
こんな可愛らしいおじさんが。
マハーラージャ感たっぷりッ!!
たぶん頭のターバンのせいです。
門に立っていた人なので、実際はマハーラージャではないです。
他には、歴代のマハーラージャが使っていた衣類や、宮中で使われた楽器などが
展示されている建物があったり、昔から使われてきた武器が展示された武器館などがあったりしました。
つづいて、ジャンタル・マンタル。
◼︎ジャンタル・マンタル(世界遺産)
・ジャイプルの街を築いたジャイ・スィン2世によって造られた天文台。
彼は天文学の知識や理解が深く、ジャイプルの他に、デリー、ウッジャイン、バラナシ、
マトゥラー(現存していない)に天文台を造ったそう。ジャイプルのジャンタル・マンタル建造年は1728年。
シティ・パレスから徒歩20秒くらいの所にあります。
ジャンタル・マンタルの入口。
敷地内に入ると数多くの観測器があります。
ほとんどの観測器、それから壁が黄色なので
ジャンタル・マンタルを象徴する色は、間違いなく黄色でしょう。
ここには、合計16の観測器があるそう。
こんな巨大なものや、
こんな丸っこいもの、
こんな不思議な形のもの等があります。
あとは、最初の巨大な黄色い観測器のミニチュア版みたいなものや、
地面を削って作ったであろう観測器。
初めて目にするものばかりで、驚きの連続でした。
でも・・・
使い方とか歴史とか全然わからないんですけどーーーーーーー!!!!!!!!
という事で、様々な形、大きさの観測器を見たインパクトは大きかったですが、ジャンタル・マンタルの歴史や
天文学の知識などがあるとより深みを帯びた見学ができると思いました。
もちろん、インパクトはありましたよッ!!
あとは、暑さと長時間歩いてきた疲れから2人のやる気がやや喪失していて、
各観測器をチラ見した程度だったのが、少し後悔です。
チラ見は気になる女性を見る時くらいにしてぇぜッ!!
最後は、ハワー・マハル(風の宮殿)です。
◼︎ハワー・マハル※別名は「風の宮殿」
・1799年に造られた建造物。ハワー・マハルには町の通りに面して多くの小窓があり、
当時、宮廷の女性たちはここから町を見下ろしていたそう。
ジャイプールのシンボルの一つとなっています。
ジャンタル・マンタルから15分くらい歩いたでしょうか。
建物の正面はこんな感じ。
ジャイプルの他の建物には類を見ないデザインです。
入口は建物の裏側にあるようなので、インド人に道を聞いて入口へ。
ハワー・マハルの入口。
ハワー・マハルの裏側を見る事ができます。
正面から見た時の上部が、映っているのがわかるでしょうか。
ハマー・マハルは奥行きが少なく非常に薄っぺらい構造をしています。
そのため、正面から見た時の上部がこのように見えています。
建物の中には目を引くデザインの窓。
宮廷の女性たちが、ジャイプルの町を見下ろしていた時の小窓。
事情はよく分かりませんが、当時宮廷の女性は簡単に町には行けなかったのでしょう。
ピンクシティの有名スポットを周り終わった後は、バザールで買い物です。
なぜかというと、山田さんの服を買う必要があったから。
この時点で、山田さんの服装のパターンは2パターンのみ。
1パターンはエベレストトレッキング用にネパールで買った、
偽northfaceの青Tシャツに色落ちが尋常じゃないだぼだぼパンツ。
もう1パターンが、首元がだるんだるんに伸びたTシャツと登山用のハーフパンツ。
・・・。
オシャンティな君を取り戻してッ!!
そう切実に思った僕が、山田さんに買い物しようと提案しました。
バザールを歩き回って、タンクトップとスカートを購入。
オシャンティ山田を取り戻す一歩を踏み出しました。
この一歩は小さな一歩かもしれないが、世界一周カップルMAPにとっては大きな進撃になる!!
アニメ進撃の巨人にハマっていた時期があったので、名台詞を引用してしまいました。
買い物も終わったので、オートリクシャに乗ってトニーゲストハウスに戻りました。
今日は歩き回って疲れたので、夜ご飯は宿で頂きます。
ターリーのみですが、これがまた美味し。
チャイが飲み放題なのもありがし。
明日はアンベール城へ。
【インド世界遺産 ジャンタル・マンタル】
おすすめ度:
(星3つ)国/地域:インド/ジャイプル
遺産種別:文化遺産
世界遺産登録年:2010年
入場料:200ルピー(共通チケット400ルピー)
※共通チケットは、ジャンタル・マンタル、アンベール要塞(200ルピー)、ハワー・マハル(50ルピー)、他施設含む
《感想》
天文台なるものを初めて観る事が貴重な経験でした。
観測器が16個あり、巨大なものから不思議な形のものまでバラエティーに富んだそれを観る事ができます。
ただ、解説が英語で書いてあるため、観測器の使い方や施設の偉大さを理解しきれませんでした。
日本語のガイドがあればより深い理解ができ、日本人にとってのジャンタル・マンタルの価値も高まると思います。
ジャイプルに行くのであれば、共通チケットを購入し他施設と併せての見学をオススメします。
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