死ぬまでに行きたい世界の絶景！！
っていう本を、
僕は旅に出る前に買いました。
死ぬまでに行きたい！！
とか言われたら、
ど、どんなもんなんやッ！？
って思いますよね。
実は、タンザニアのザンジバル島にも、
「死ぬまでに行きたい海上レストラン」
っていうのがあるんです。
そのレストランの名前は
「The Rock（ザ・ロック）」。
もう、行くっきゃないやん♪
という事で、拠点の町へ。
「The Rock」に行く多くの旅人は、パジェとか
ジャンビアーニという町に宿泊して、そこからバスで向かっているみたい。
ただ、僕たちは理由あって、
ブエジュという町へ向かいます。
というのも、ブエジュにはザンジバル島を旅行する
日本人の間で有名な「ハジさん」という人の宿があるから。
ただ、そのハジさん。
最近まで、ジャンビアーニのマライカゲストハウスという宿を経営していました。
ですが、今は経営を別の人に任せていて、
ハジさんは2年後にマライカゲストハウスの経営に戻るんだとか。
そんな事で、現在ハジさんがやっている宿があるブエジュへ向かいます。
ちなみに、ザンジバル島の青年海外協力隊であるタクさんが
ハジさんへ連絡をとってくれたので、ハジさんの宿へ伺える事になりました。
※タクさんの活動の様子はこちら
→ザンジバル島の青年海外協力隊「タクさん」。野球の普及活動が本当に凄い!!
ストーンタウンの路上でバスに乗り、
1時間くらいでブエジュ（ブエジュデゾというバス停）到着。
1人2000シリング（約110円）。
ブエジュのバス停にハジさんが迎えに来てくれ、ハジさんの宿へ。
一見、宿というより家！という感じ。
部屋も2〜3部屋くらいです。
ハジさんは、ジャンビアーニのマライカゲストハウスで
たくさんの日本人のお客さんと接してきたので、日本語が上手。
日本人に合う感じの対応で、
のんびりした雰囲気をまとっています。
ブエジュにあるハジさんの宿の詳細はこちら
◼︎The Rockへ
荷物を宿に置いて、
さっそくThe Rockへ！！
ブエジュデゾ（ブエジュのバス停）から、
The Rockの最寄りのバス停であるミジャンビまでは1時間くらい。
1人750シリング（約40円）。
ミジャンビでバスを降りた所には、
The Rockの看板があります。
看板の通り歩いていく事、10分。
目の前に現れたスカイブルーの海。
そして、それはその海に
浮かんでいるように佇んでいました。
The Rockッ！！
本当に不思議で非現実的な光景。
海上レストランなんて素敵過ぎます。
こんな素敵なレストランに、
女性を連れて来たらド偉い事になりますよね。
女性）キャー♪なんて素敵なレストランなの！海がとっても綺麗♪
男性）いや、君の方が数倍綺麗だよ。
女性）え？！じゃあ私と結婚して♡
って、絶対なりますよね！！
男性は意中の女性を
The Rockに連れ込んじゃいましょう♪
The Rockは海に囲まれているので、
食材などの搬入は小さいボートで行います。
これもまた不思議な光景です。笑
店内に入る時は、ズボンの裾をハイレグ並みにめくり
太ももまで海に浸かりながら歩いていきます。
そして、足をびしょ濡れにして入った
店内にあったのが海を一望できるスペース。
す、す、素敵過ぎるやろ。
ただ、一点だけ注意点があります。
太陽、熱過ぎッ！！
僕たちが行った10月は気温が高かったので、
この場所で食事なんかできたもんじゃありませんでした。
でも、海はちょ〜綺麗。
何種類もの青色が共存する海。
なんとも、幻想的な風景です。
手漕ぎのボートが浮かんでる所なんて、
本当、絵になります。
僕たちは営業開始前の午前中に着いてしまったんですが、
ビールは注文できたので、日陰になっていた椅子で
それを飲みながら海を見て至福の時間を過ごす事ができました。
ちなみに、ランチとディナーが営業時間で
ランチは12時〜みたいです。
メニューはいくつかありますが、
青年海外協力隊のタクさんが勧めてくれた「ザ・ロックスペシャル」を注文。
メニューにはパスタとかもあるようなんですが、
金額の割に「けっこー普通の味」みたいなんで、やめときました。笑
この判断が、本当に大正解。
だって、こんなん出てきちゃいましたからッ！！
これが、ザ・ロックスペシャル。
これで55ドル（約6,600円）です。
貧乏バックパッカーからしたら、
まぁ、安くはないですッ！笑
がッ！！
でっかいエビとか、イカとか、肉厚な魚とかが入ってこの値段はお得！！
コストパフォーマンス、800%ですッ！！
かつ、僕たちは1つを2人でシェアして
お腹いっぱいになったので、もう、大満足。
The Rockに行く際には、
ザ・ロックスペシャルがスーパーお勧めですッ！！
しかも、僕たちは営業時間前に着いたので、
一番良い席で、海を見ながら食事ができちゃいました♪
食事を終えて、帰る頃には海は干潮。
砂浜からThe Rockへの道が、
海の中から現れていました。
この光景も良いですが、
やっぱり海に浮かんでいる様に見える時間帯に行くのが良いと思います。
なので、The Rockに行く場合、
満潮の時間帯を宿のスタッフに確認すると良いでしょう。
◼︎ブエジュで海釣り
ザンジバル島では、海釣りができます。
東側の海岸沿いの町であるパジェとかジャンビアーニで、
海釣りをする日本人の旅人が多いみたい。
しかし、僕たちはブエジュにあるハジさんの宿に
泊まっているので、ブエジュで海釣りをします。
ハジさんに海釣りをしたい事を伝えると、
船を出してくれる人を紹介してくれました。
その人と金額交渉をした結果、
1人15ドル（約1,800円）で船を出してくれる事になりました。
2人で30ドル（約3,600円）ですね。
いや〜、海釣り楽しみだな〜。
海釣りなんて、
お母さんの実家の徳之島でした以来だな〜。
どんな船に乗るんだろうな〜。
きっと大きくて、
どんな波にも負けない船なんだろうな〜。
きっと素敵な船が・・・
全然素敵じゃねぇぇぁぁぁあああ！！
しかも船長、ぐぅッ！！ってやってるけど、
ぐぅッ！！じゃねぇよッ！！コルァッ！！
ザンジバル島で海釣りと言ったら、
こんな感じの船で少し沖に向かう事になります。
英語が1㎜も通じない船長に促され、
船の上へ。
いざ、出航ッ！！
ちなみに、この船の動力は
ただのなっげぇ棒ですッ！！
船長が、なっげぇ棒を海面に突き刺し、
海面を押してぐうぃーんッ！！って感じで進みます。
随分、海岸から離れました。
こんな所で船沈没したら、確実に溺死決定です♪
どうやら、ポイントに到着したようです。
船長から釣りに使う道具を渡されます。
わぁ〜、お魚たくさん釣れそ〜♪
ぜってぇ、海藻しか釣れねぇだろがッ！！
釣り糸とタコ。
貴様らに何ができるッ！！
そんな思いを必死に押し殺して、
船長から釣り糸とタコの使い方を教えてもらいます。
そして、
いよいよタコを海面へ投げ入れます！！
ポチャッ。
シーン。
やっぱり簡単に釣れないですよね〜。
釣れとるぅぅぅぅううううううう！！！！
さすが、海と共に生きる男。
いとも簡単に魚を釣り上げとりました。
ちなみに、船長はこの後も釣ったので
最終的な釣果は2匹。
ちなみに、僕とゆきさんは0匹です♪
ぜってぇ、二度と海釣りしねぇッ！！
しかも、二人共、
気持ち悪くなって、海に吐きました♪
ぜってぇ、生涯海釣りしねぇッ！！
でも、ゲボが魚の餌になっただろうから、
僕たち地球に貢献できたかな♪
なんて発想できるかハゲェッ！！
ちなみに、ブエジュの海辺で見る風景はなかなか綺麗。
夕暮れは赤く燃えているよう。
夕暮れ後のピンク色に染まる空は幻想的。
海辺にいるカニさんは・・・
い、いいと思いますッ！！
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