フィッツロイトレッキングの準備｜バス、持ち物、ルート等の情報あり!!

 

フィッツロイとはアルゼンチン南部のパタゴニア地方、

アンデス山脈にある山で標高は3375m。

世界遺産に登録されたロス・グラシアレス国立公園の一部です。

 

 

そして、世界的アウトドアブランド、

パタゴニアのモチーフになった山として有名です。

 

 

もちろん、フィッツロイに登ることは簡単には出来ませんが、

Laguna de los Tres（ロス・トレス湖）がある場所まで行くと、

フィッツロイを間近で拝む事が出来ます。

 

 

山好きの我々としては当然行きますが、

4〜5時間のトレッキングでそこまで行けるので、

登山初心者にもおすすめです！！

 

 

 フィッツロイトレッキング〜準備編①エルチャルテンへのバス〜

 

フィッツロイ登山の拠点の街は

エル・チャルテンという街になります。

ただし、エル・チャルテンに泊まらず、

バスで3時間ほど離れたエル・カラファテから行くことも可能です。

 

 

私たちは時間の節約も兼ねて、

エル・カラファテからバスで行くことにしました。

エル・カラファテ⇄エル・チャルテンのバスは2社。

私たちは時間的にCAL TURと言うバス会社を選択。

片道420ペソ（≒3,360円）。

※別途要バスターミナル使用税

 

 

もう一社TAQSAと言う会社があって、こちらが最安。

 

 

 フィッツロイトレッキング〜準備編②日程&ルート〜

 

フィッツロイを見るだけのトレッキングであれば、

登り4〜5時間、下り3時間程度です。

 

 

そして、フィッツロイトレッキングの醍醐味と言えば、

赤く染まる山頂！！！

 

 

日の出とともにフィッツロイが赤く染まる絶景を見るには、

①深夜にエル・チャルテンを出発して弾丸登山

②前日、最終目的地Laguna de los Tres（ロス・トレス湖）の2km手前のキャンプ地に宿泊し、

日の出1時間ほど前にLaguna de los Tres（ロス・トレス湖）を目指す

この2パターンがあります。

 

 

フィッツロイはトレッキングルートが充実しており、

私たちは全行程で3泊するプランを立てました。

 

 

私たちのプラン

1日目

エル・カラファテを13:00に出発

エル・チャルテンに16:00到着

レンタル用品を調達出来次第登山開始

Laguna de los Tres（ロス・トレス湖）の2km手前のキャンプ地（Camp.Poincenot）に宿泊

 

2日目

Camp.Poincenotを4:30に出発し、

Laguna de los Tres（ロス・トレス湖）でご来光を見る

 

3日目、4日目

フィッツロイのご来光が見られなかったら、Camp.Poincenotに戻り、

ご来光が見れるまで粘る

 

 

実際の行程

1日目は同じ

 

2日目は星空を見るために3:30Camp.Poincenotを出発

ご来光が観れたので、Cerro Torre（セロ・トーレ）と言う山が見られる

Camp.De Agostiniへ移動し宿泊

 

3日目はCerro Torre（セロ・トーレ）でご来光を見て、下山

天気が良かったので予定より1日短い行程で下山となりました。

 

 

2016年は2月の天候が悪く、私たちが来る前は10日ほど天気が悪かったそう。

Camp.PoincenotからLaguna de los Tres（ロス・トレス湖）の間も雪が降っており、

気温が低く大変だったと聞きました。

赤いルート：1日目

青いルート：2日目

黄色のルート：3日目

赤ハート：1日目のキャンプ地

緑ハート：2日目キャンプ地

 

 

下図はおおよそのコースタイム。

 

 

 

 フィッツロイトレッキング〜準備編③持ち物〜

 

フィッツロイのトレッキングでは、

日程にもよりますが、テントと寝袋が必要になります。

 

 

その他の登山用品に関しては、バックパッカーであれば、

普段持ち歩いているもので足りる場合が多いと思います。

 

 

持ち物リスト

・必須の持ち物

　バックパック

　登山靴（夏場はスニーカーでも行けなくはないのかな）

　ヘッドライト・予備電池

　食料・携帯食など

　水（途中で汲めるので1LくらいあればOK）

　レインコート・ザックカバー

　ダウンなどの防寒着

　日焼け止め

　サングラス

　着替え（汗などで濡れた衣服は体を冷やすため）

　帽子（夜の防寒）

　手袋（夜の防寒）

　トイレットペーパー（食器のよごれはペーパーで拭いて持ち帰りましょう）

※テント場利用の場合の持ち物　

　テント（私たちは自分たちのものを使用）

　寝袋

　寝袋の下に敷くマット（あった方が快適）

 

 

その他の持ち物

　エマージェンシーシート（遭難や寒すぎるときに使用）

　薬（常備薬などがあれば）

　ビニール袋（ゴミの持ち帰り）

　トレッキングポール

　万能ナイフなどの調理器具

　サンダル（テント場で靴を脱げると楽）

 

 

レンタル用品について

私たちはエル・チャルテンの街で寝袋をレンタルしました。

1つ1泊60ペソ≒480円。

 

 

エル・チャルテンは小さな街ですが、レンタル用品店は何カ所かあります。

私たちが寝袋をレンタルした店。

 

 

ただし、13:00～16:00はシエスタでやっていない店がほとんどです。

 

 

また、テント、寝袋ともに数が多くなく、

ハイシーズンは在庫がない店も多いです。

反射で見にくいですが、レンタル用品リスト。

 

 

テントに関しては、テント場がしっかり木に囲まれているため、

私たちはアフリカで購入した安いテントで大丈夫でした。