ビクトリアの滝(ザンビア側)|世界三大瀑布の滝が乾季に見せる別の顔!!

 

 

ザンビアの世界遺産「ビクトリアの滝」へ行ってきます!!

 

 

ビクトリアの滝は、ザンビアとジンバブエにまたがっている世界遺産の滝。

イグアスの滝(アルゼンチン・ブラジル)、ナイアガラの滝(アメリカ・カナダ)と並び、

世界三大瀑布に数えられます。

 

 

 

滝の規模は、イグアスの滝に並んで世界最大。

同様に水量も世界最大級なんだとか。

 

 

ただ、今は乾季で滝の水量が少ない時期。

同じ宿に泊まっていたザンビア側のビクトリアの滝に行った旅人からは、

「水、全然ないよ!!」という話を聞いていました。

 

 

でも、雨季を待つわけにもいかないですからね。

 

 

僕たちが宿泊しているFawltyTowersでは、

毎朝10時にビクトリアの滝への無料送迎バスが出ています。

 

 

そのバスで10分くらい。

入口に到着。

 

 

一人20ドル支払ってチケットを購入。

ビクトリアの滝(ザンビア)のチケット

 

効率的な周り方も、

よく分からなかったのでとりあえず適当に歩きます。

 

 

早々に出会ったのは、

デビット・リビングストンの像。

ビクトリアの滝(ザンビア)の像

 

デビット・リビングストンはイギリスの探検家。

1855年にこの滝に到達し、当時のイギリス女王の名前「ビクトリア」から

滝を「ビクトリアの滝」と命名したんだとか。

 

 

そして、この像の辺りからお目にかかる事ができましたよ。

世界三大瀑布に名を連ねるビクトリアの滝。

 

 

何と言っても、世界三大瀑布ですからね。

きっと、相当なもんなんでしょう。

 

 

うわぁ〜♪これが世界三大瀑布の滝か〜♪

ビクトリアの滝(ザンビア)の崖

 

いや、崖やんけッ!!

 

 

 

 

 

世界三大瀑・・・崖でしかないやんけッ!!

 

 

 

 

これが乾季のビクトリアの滝か。

 

 

でも、奥の方に水しぶきが見えるので、そっちの方に行けば見えるかもしれません。

まだ、期待は捨てずにいようと思います。

 

 

ちなみに、雨季はこんな感じの滝が観られます。

ビクトリアの滝の看板

 

 

世界三大瀑・・・崖に少しがっかりしながら(崖は崖で迫力あって凄いですけどね)、

道に沿って歩いていると「これ以上進んじゃダメ!!」

っぽい印になっている石で区切られた場所がありました。

 

 

ただ、その石の上には「先に進め。」と言わんばかりに木の板が置いてある。

 

 

んー。

 

 

行こうか、行くまいか。

 

 

そんな時に通りかかった欧米人カップル。

ビクトリアの滝(ザンビア)で出会った欧米人

 

彼らと話して、

行っちゃうか♪という事になりました。

 

 

なぜか、その先には男性が。

ビクトリアの滝(ザンビア)にいたガイド

 

どうやら、この場所を案内してくれるようです。

と思いきや、3分くらい歩いた所で、

 

 

男性)この先を案内してあげるからガイド料支払える?

 

 

なんですとー。ガイド料目的だったんかい。

 

 

ガイド料は支払いたくなかったので、

この男性に、自分たちだけで先に進めるか聞いてみました。

 

 

すると、

男性)行けるよ、でも危険な場所もあるけどね。

 

 

なるほど。

ただ、やっぱりガイド料は支払いたくなかったので、

細心の注意を払って自分たちで先に進む事に。

 

 

デビルズプールへの崖の上を歩く!!

 

 

どんな危険があるのか不安でしたが、

実際歩いてみると案外平気そう。

 

 

まぁ、石だらけなので転んだら痛そうですけど。

ビクトリアの滝(ザンビア)の景色

 

 

歩く事、5分。

いつの間にか、崖の底が見下ろせるようになってる。

ビクトリアの滝(ザンビア)の崖

 

これ、崖の底に落ちる危険あるやん。

 

 

底に落ちないようにする柵なんてもちろんありません。

ガイドが危険と言っていた意味がここやっと理解できました。

 

 

落ちたらシャレにならないので、

細心の注意を払って崖の際を歩いていきます。

 

 

ちなみに、今、歩いているこの場所は、

「観光客が一般的に歩くルート(崖の上)」の「向かいにある崖の上」みたいです。

 

 

崖の底を見ながら歩いていきます。

それに伴って、川の水量も徐々にふえてきます。

ビクトリアの滝(ザンビア)の川

 

奥の方にある水しぶきもはっきり見えるようになりますし、

滝が滝壺に落ちる「ドォォォー!!」という音も大きくなってきます。

 

 

そんな中、突然現れた虹!!

ビクトリアの滝(ザンビア)の虹

 

ラッキー♪

 

 

崖の際を歩く事にも少し飽きてきたので

草木が生える崖の際とは逆の方へ行ってみる事に。

ビクトリアの滝(ザンビア)の草

 

すると突然、後ろの方から

 

 

 

 

 

 

 

 

男性の声)HEY!!HEY!!HEY!!

 

 

 

 

 

 

!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

驚いた僕たちは後ろを振り返ります!!

 

 

 

 

すると、観光客を引き連れたガイドらしき男性が、

身振り手振りで「そっちは危険だ!」と合図してくれています。

 

 

どうやら、野生の象がいる可能性があるという事らしい。

即座に引き返しました。笑

 

 

その後、

崖の上を更に歩いて行くとテントが。

ビクトリアの滝(ザンビア)にあったテント

 

このテントにはビクトリアの滝のスタッフらしき人達が数人。

 

 

スタッフ)デビルスプール入りたいの?

 

 

デビルズプールとは。

最も刺激的なアトラクションの一つに Devil’s Pool がある。

これは滝の淵、まさに滝が流れ落ちるその場所にある天然のプールで、

水量の少ない時期(おおむね9月から12月まで)には実際に入ることができる。

Wikipedeiaより

 

 

ビクトリアの滝のチケットオフィスやリビングストンの宿で

デビルズプールのツアーに予約するのが一般的だと思いますが、

ここで料金を支払えばデビルスプールに入れるみたいです。

 

 

料金が55ドルなので、

僕たちは入りませんでしたけど。

 

 

でも、なぜかとても良くしてくれて缶ビールくれました。笑

ビクトリアの滝(ザンビア)で出会ったザンビア人

 

この人達曰く、

僕たちがこのテントまで歩いてきた崖の上は観光客が歩いても問題ないそう。

 

 

ただ、雨季は崖の上が水でいっぱいになるから、

この崖の上を歩けるのは乾季だけなんだとか。

 

 

乾季は、崖の上トレッキングがオススメです!!

 

 

テントのスタッフに別れを告げ、

来た道を引き返します。

 

 

途中、勇気を出して崖の際に立ちました。

ビクトリアの滝(ザンビア)の川

 

落ちたら本当にシャレになりません。

 

 

崖の際にはこんな穴もあるんです。

ビクトリアの滝(ザンビア)の穴

 

崖の底の川が見えちゃってます。

雨季にはこの穴から水が落ちていくんでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ゆきさん)写真撮るから、その穴に入って!♪入って!♪

 

 

 

 

 

 

 

僕)!!!!

 

 

 

 

 

 

 

僕)いや!いや!完全に貫通してるし、万が一があるから危ないでしょ!!

 

 

 

 

 

 

 

ゆきさん)大丈夫!大丈夫!せっかく来たんだしさ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)てめぇ!!自分で入ってみろや、コルァッ!!(心の声)

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

僕、穴、入りました。

ビクトリアの滝(ザンビア)の穴に入る僕

 

これ、腰まで入っちゃくらいの穴ですよ!!

 

 

 

 

しかも、下に貫通してる!!

 

 

 

 

しかも、崖の際!!

 

 

 

 

まじ、こえぇぇぇえええええッッ!!!!!

 

 

 

今、僕が、最も手に入れたいもの。

 

 

 

 

 

 

 

ゆきさんに反抗する心の強さ。

 

 

王道ルートで滝に接近!!

 

 

ビクトリアの滝観光の王道ルートを歩きます。

相変わらず、巨大な崖と下に流れる川を見ながら進みます。

 

 

しかし、徐々に滝が滝壺に落ちる

「ドォォォー!!」っという音が大きくなっていきます。

 

 

水しぶき、めっちゃあがっとる!!

ビクトリアの滝(ザンビア)

 

あそこが滝なのは間違いありません!!

 

 

その滝に一番近い所へ到着。

 

 

おーーーー!!滝ーーーー!!

ビクトリアの滝(ザンビア)

 

轟音をあげ流れ落ちる滝。

滝まで距離はありますが、圧倒的なスケールの滝だという事はよくわかります。

 

 

水しぶきが100m以上の高さまで到達しています。

ビクトリアの滝(ザンビア)

 

この現象を見るだけで、

想像もつかない水の量が流れ落ちている事がわかります。

 

 

未だかつて見た事がない規模の滝。

さすが、世界三大瀑布です。

 

 

滝の下ボイリングポイントへ!!

 

 

最後に、ボイリングポイントという滝の下へ行けるルートへ。

 

 

崖の上、滝が良く見える王道のルートを歩いて疲れていたので、ジュースで水分補給。

ビクトリアの滝(ザンビア)のジュース

 

冷たくて、クソうまいっす。

 

 

ボイリングポイントへ向かうルートには猿がいます。

ビクトリアの滝(ザンビア)のサル

 

 

僕は猿が怖いので、落ちてる木の棒を装備。

ビクトリアの滝(ザンビア)の篠崎

 

襲ってきたら、この棒でお猿さん達をシバき倒します。

 

 

そんな中、このお方は猿に触ろうとします。

ビクトリアの滝(ザンビア)でサルに近づくゆきさん

 

本当、怖いもの知らずです。

 

 

 

 

坂道を下って行って到着したボイリングポイント。

ザンビアとジンバブエにまたがるビクトリアの滝橋。

ビクトリアの滝(ザンビア)の橋

 

バンジージャンプが行われる橋なので、

もしかしたら「ギャーッ!!」という悲鳴と共に

橋から落ちる人が見られるかもしれません。

 

 

ボイリングポイントには、

川の水が溜まっている場所があります。

 

 

ゆきさん)入ろう!せっかく来たし!

 

 

 

 

僕)いいよ。濡れたら乾かすのとかめんどくさいし。

 

 

 

しかし、ゆきさんは、

やる!と決めた以上はやる女性。

 

 

気持ちよさそうに入ってました。

ビクトリアの滝(ザンビア)のゆきさん

 

よくやるよな〜。

 

 

服着たら、服濡れるから気持ち悪いのに。

 

 

本当、よくわからん。

 

 

 

それにしても

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い日の水浴びは気持ちがいいな〜♪

ビクトリアの滝(ザンビア)の僕

 

入っちゃた♪

 

 

 

 

暑かったので最高に気持ちが良かったですッ!!

 

 

崖の上、王道ルート、ボイリングポイントのルート、橋に最も近づくルートを歩き、

ザンビア側ビクトリアの滝を余す事なく満喫できました。

※橋に最も近づくルートは、ボイリングポイントの後に行きましたが、

橋が近くで見られるくらいなので行かなくても良かったかも。

 

 

帰り途中にチケット売り場近くで、

猿にパンの入ったビニール袋を取られたので、猿にはご注意を。

 

 

宿「FawltyTowers」までは、ビクトリアの滝の入り口近くにいる

シェアタクシー(1人10クワチャ)で戻りました。

 

 

【ザンビア世界遺産 ビクトリアの滝(ザンビア側)】

おすすめ度:(星4つ)

国/地域:ザンビア/リビングストン

遺産種別:自然遺産

世界遺産登録年:1989年

入場料及び費用:入場料 20ドル/デビルズプール 55ドル

《感想》

ビクトリアの滝には季節による楽しみ方があると思います。

雨季には眼前が見えない程の水しぶきをあげる圧倒的スケールの滝を見る。

乾季には、滝が流れ落ちる崖の際にできるデビルズプールを楽しむ。

個人的には崖の上を歩くのもオススメですけどね。

ただ、いずれの時期でも大自然が作り出した絶景に感動する事間違いなし。

ルートが複数あるので、全ての回るのはけっこー体力が必要。

暑い時期には、水分は多めに準備した方がいいと思います。

 

 

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