日本の三大名瀑という日本にある3つの有名な滝をご存知ですか?
栃木県の華厳の滝、茨城県の袋田の滝、
和歌山県の那智の滝がそれにあたるんですって。
どれも素晴らしい滝みたい。
ただですねー、
世界の三大瀑布は規模が違い過ぎッ!!
比較しちゃうと、もう月とすっぽん!!
いや、ややもするとおすぎとピーコッ!!
例え下手な自分に嫌気が指しましたが、
そんな世界三大瀑布の一つ、イグアスの滝に行っちゃいます!
イグアスの滝とは?
南米大陸のアルゼンチン (80%)とブラジル(20%)の二国にまたがる、世界最大の滝である。
イグアス (Iguazu) とは先住民のグアラニ族の言葉で大いなる水 (Y Guazú)という意味。
イグアスの滝は、アルゼンチン側とブラジル側の二箇所から見ることができます。
アルゼンチン側は、滝の面積が大きく、滝にかなり近づけるのが特徴。
ブラジル側は、全体像を見られるのが特徴。
実際に両方行った日本人旅行者に聞くと、
「アルゼンチン側が特に凄かった!」という声が多数。
僕たちは、いずれも行く予定ですが
今日はアルゼンチン側へ!
フォスドイグアスからイグアスの滝(アルゼンチン側)へ
ブラジルのフォスドイグアスの宿に泊まっている僕たち。
※フォスドイグアスの宿の情報はこちら
宿から徒歩5分程度のプエルトイグアス行きバスが来るバス停へ。
8時40分頃、フロントガラスに「プエルトイグアスターミナル」
と書かれたバスに乗車。※一人4レアル(約120円)
ブラジル側のイミグレーションには止まらず、
9時頃にアルゼンチンのイミグレーションに到着。
※日帰りの為、ブラジル側での出入国手続きは不要
入国手続きを終え、再度バスに乗車。
ブラジルとアルゼンチンには1時間の時差があるので、この時点で8時5分。
8時10分頃に、プエルトイグアスのバス停に到着。
ここから、イグアスの滝に行く手段は2つ。
バスかタクシー。
バス停の小屋にバス料金が掲載されていましたが、
バスを利用する場合は一人15レアルor50ペソのようです。
ただ、僕たちは他にイグアスの滝に行く人が
いたので5名でタクシーを利用する事に。※75レアル(約2,250円)
5人で75レアルなので、一人あたり15レアル。
バスと同じ料金になります。
タクシーは8時15分頃に出発し、
イグアスの滝の入り口には8時30分頃到着。
到着した段階で、
チケット購入窓口は既に行列!!
開場時間は8時なんですが、
30分後でさえ行列ができているという事は、
8時前には大勢の観光客が並んでいた事が予想されます。
開場時間前に来とけば良かったー、と若干後悔。
チケットを買い、イグアス国立公園内へ。
※一人260ペソ(約2,080円)
電車に乗って最大の見所「悪魔の喉笛」へ
イグアス国立公園はかなり広いので、
事前に行く場所を決めておいた方が良いです。
公園内には電車が走っているので、
上手く利用すると効率よく観光する事ができます。
最大の見所である悪魔の喉笛には、
大勢の観光客が訪れる事が予想できたので、
混む前に行こうと思い一番初めに向かいました。
電車を利用する為、Green Trailを歩いてCataratas駅へ。
できるだけ混む前に
悪魔の喉笛に到着したいので早歩きで向かいます。
そして到着〜。
いや、激混みやんッ!!
既に、悪魔の喉笛に向かう大勢の観光客が。
最初に来た電車には乗れず、
その次に来た電車に乗車。
なぜだか知らないけど、
電車ちょっとテンション上がるー!笑
電車に子供心くすぐられてるぅ〜。
少数派ですが、
電車の横を歩いている人もいました。
効率よく観光する為には、オススメはしませんけど。
二人だけの世界でラブずっきゅんしたいカップルにはオススメです♡
すれ違う電車の乗客には、
ついつい手を振ってしまいます。
相変わらず、子供心くすぐられてるぅ〜。
悪魔の喉笛の近くにあるGarganta駅に到着。
ここからは、橋の上を歩いて向かいます。
時間が経つにつれて
ゴォー!という音が大きくなってきます。
橋の終わりが見えてきました。
既に水しぶきすげぇ。
とりあえずですが、
悪魔の喉笛半端ぬぅぇぇぇえええああああ!!!!
それもそのはず!
悪魔の喉笛はイグアスの滝の中でも最大の瀑布!
高さは82m、幅が150mのU字型で長さ700mに及ぶんだそう!!
日本三大名瀑である華厳の滝がハナクソに思えてしまいます!
あ、す、すいません・・・う、嘘ですッ!
ただ、悪魔の喉笛は本当に次元が違う感じです。
とにかく水量が尋常じゃない。
82mの高さを誇るにもかかわらず、
圧倒的な水量のせいで滝壺に落下した水が、立ち上って来ています。
そのおかげで、カメラを守るのにまじ必死!!
水しぶきが降りかかる旅に、見を呈して守ります。
時には「ビッシャー!」というレベルで水が降りかかってきます。
その結果、カメラは守れましたが、
顔や洋服はしっとり気味ッ!!
アッパートレイルで滝を見下ろす
イグアス国立公園には、いくつかのトレイルがあります。
その中でも悪魔の喉笛の後に歩いたのが、アッパートレイルとロウアートレイル。
まずは、アッパートレイルへ。
アッパートレイルは、
イグアスの滝を上から見下ろす事ができます。
川が滝になる瞬間を見れるっちゅー事です。
横に長〜く連なり
どこまであるねんッ!と突っ込みたくなる滝。
滝の近くにいる観光客と比べると、
滝の巨大さがわかります。
アッパートレイルは
そんな巨大な滝を上から見るので、
あまり水しぶきがかからないのも特徴。
滝と青空と雲、いいね!!
わりと天気が良い日に観光できてよかった!
ロウアートレイルで滝を見上げる
続いては、ロウアートレイルへ。
ロウアートレイルでは、イグアスの滝を見上げる事ができます。
勿論、全部が全部というわけではないですけどね。
ただ、滝の下にいるという事は
水しぶきが発生する場所にいるという事。
よって、カメラが水没する可能性あり!
でも、虹が見られる可能性もまたありッ!!
二重の虹見られちゃいました!
やっぱり滝は下から見た方が綺麗ですね。
そもそも滝を上から見たら川が視野に入ってきて、
滝要素が減少しちゃいますから。
もちろん、それはそれで川と滝!っていう感じで素敵なんですけども。
トレイルを歩いていると、
命知らずの輩たちを発見。
彼らは、荒れ狂うイグアスの滝に
突っ込もうという勇敢な戦士たちです!!
これは、アルゼンチン側のイグアスの滝で大人気のアクティビティ。
ボートツアーと言って、内容は滝に突っ込むというもの。
彼らが無事生還する事を心から願います。
ロウアートレイルで特にイグアスの滝の迫力を
間近で感じられる場所がここ。
滝に一番近づける場所まで行くと、
漏れなく全身に湿気を纏う事ができます。
俗に言う、
びしょ濡れ!!という奴です。
ゆえに、
水もしたたる良い男になれるぅぅぅううううう!!
トレイルが複数あるアルゼンチン側のイグアスの滝を
ガッツリ観光するには丸一日必要です。
飲み物はお弁当を準備していくと良いでしょう。
そして、水しぶきからカメラを守る事に全力を尽くしてくださいませ。
イグアスの滝(アルゼンチン側)からフォスドイグアスへ
イグアス国立公園の入り口で
リオウルグアイと書かれているバスに乗車。※一人20レアルor50アルゼンチンペソ
14時頃出発し、
14時20分頃にプエルトイグアスのバス停に到着。
15時頃に来たフロントガラスに
フォスドイグアスと書かれたバスに乗車。
アルゼンチン側のイミグレーションで出国を手続きをして、
フォスドイグアスのバス停に着いたのは15時40分(ブラジル時間16時40分)。
世界三大瀑布イグアスの滝、
予想を遥かに越える圧巻のスケールでした!!
【アルゼンチン世界遺産 イグアス国立公園】
おすすめ度: (星5つ)
国/地域:アルゼンチン/プエルトイグアス
遺産種別:自然遺産
世界遺産登録年:1984年
入場料及び費用:260ペソ(約2,080円)
《感想》
地球上にこんな場所がある事が信じられませんでした。
特に悪魔の喉笛は、あまりの水量と規模で
水しぶきが立ち上り全景を捉える事ができませんでした。
ブラジル側に比べ、より滝に近づけるため
イグアスの滝の迫力を肌で感じる事ができると思います。
悪魔の喉笛、アッパートレイル、ロウアートレイルは見逃せません。
【地図】
赤・・・イグアス国立公園
青・・・バス停(フォスドイグアス)
黄・・・バス停(プエルトイグアス)
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