アスワンからハルツームまでバスで陸路移動(1)|船上でおぞましい出来事が・・・。

 

 

エジプトのアスワンから、

陸路で国境を越えスーダンの首都ハルツームへ移動します!

 

 

その道のりは、なかなか長く合計2日要する事になります。

 

 

1日目:アスワン(エジプト)→ワジハルファ(スーダン)

2日目:ワジハルファ(スーダン)→ハルツーム(スーダン)

 

 

 

前日に僕たちが宿泊しているヤスィーンホテルで、

ハルツームまでのバスチケットを予約。

1人370ポンド(約5,700円)。

 

 

出発当日の今日。

3時30分にフロント前に移動し、チケットを宿のスタッフから預かります。

ちなみに、エジプトのカイロで出会ったアキさんと道のりを共にします。

 

 

前日の説明で、バス停までのタクシーが宿の前に来るという話を

受けていたので、宿のスタッフにタクシーが来ているか確認。

 

 

すると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜか、来ていないらしい。

 

 

 

 

いきなり、出鼻をくじかれました。

 

 

 

どうにかせねばならん、とスタッフに話をすると

宿の向かいのビルにいたマネージャーが動いてくれる事に。

 

 

タクシーを捕まえるために、

マネージャーに連れられ駅方面へ小走りで向かいます。

 

 

なんとか宿から少しの所で、タクシーを捕まえる事に成功。

15ポンドでバス停へ向かってもらえる事になりました。

 

 

しかし、既に時間は4時前。

フロント前に移動してから30分経過していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤスィーンスタッフのばかちんがッ!!

 

 

 

 

タクシーは何事もなく5分くらいでバス停に到着。

料金を支払いタクシーを降りた途端、声をかけてくる男性が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性)エジプトポンドをスーダンポンドに両替できるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)NOぉぉぉッ!!

 

 

 

 

1エジプトポンドを、1スーダンポンドへ両替できるみたいだったんですが、

スーダン側の国境でもう少し良いレートで両替できるという情報を得ていたので、即お断り。

 

 

その後、バスに乗るための手続きをする受付にパスポートを提出。

なにやら記入をしてくれています。

アスワン バス停

右の人は、なにやら鼻くそほじほじしています。

 

 

 

バスの出発予定は5時なので、とりあえず椅子に座って待機する事に。

 

 

そこに現れた一人の男性。

チケットを当日購入していた彼。

 

 

何気なくどこまで行くか尋ねてみました。

 

 

すると、

 

 

男性)ハルツームだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぬッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

僕たちと同じハルツーム!!

 

 

 

 

 

聞くところによると過去2度、

エジプトからハルツームへ行っているとの事。

 

 

彼の名はマイケル。

国境越えの心強い味方をゲットしました。

 

 

椅子に座り待機していると、バスに乗るよう指示がありました。

時間は4時45分頃。

 

 

大きい荷物をバススタッフに預け、乗車。

出発予定の5時になりますが出発せず。

 

 

まぁ、時間通りに出発する事はないでしょうと思っていたので、

気にせずそのまま出発を待ちます。

 

 

その5分後、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスのスタッフ)違うバスに乗り換えて!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まじかーい。

 

 

 

理由はわかりませんが、乗り換えざるをえないので乗り換えます。

 

 

バス停到着時は真っ暗だったのが

いつの間にか朝日が出て明るくなっていました。

アスワン バス

 

大きい荷物を改めてバスのスタッフに預けます。

 

 

そこで目にした光景で、

荷物が心配になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜってぇトランクに入りきらない荷物を、ゴリ押しで入れようとしとるッ!!

 

 

トランクのスペースと外にある荷物を見れば、

荷物全てが入らない事は明白です。

アスワン バス

 

なのに、バスのスタッフは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜってぇトランクに入りきらない荷物を、ゴリ押しで入れようとしとるッ!!

 

 

 

 

 

という事で大きいバックパックに入れている

カメラのレンズや、ハードディスクが壊れないか心配になったのです。

 

 

案の定、全ての荷物はトランクに入りきらず、

車内に入れる事になっていました。

 

 

そのせいで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車内の通路、荷物パラダイスになってました。

 

 

 

 

乗車する所も、通路も荷物でパンパン。

スーダン行きのバス、荷物の多さ衝撃的です。

 

 

バスは出発予定5時のところを、結局5時50分頃に出発。

 

 

スーダンまでの陸路での道のりは、

途中でナセル湖を船で渡る必要があるので、

まずはバスでそこまで移動です。

 

 

バスの中で、マイケルの隣になった僕。

マイケル

 

 

マイケルからチーズとハムをもらいました。

マイケル

 

彼は、国境越えの心強い味方にして、心優しい男のようです。

 

 

ナセル湖に、9時頃に到着。

 

 

ここで、バスを降り一旦休憩になります。

アスワン 休憩

 

 

その間、バスは船に乗船します。

ナセル湖 船

 

 

船にはバスだけじゃなく、トラクターのような車両も乗るようです。

ナセル湖 船

 

 

休憩中の僕たちは、椅子に座って待機。

朝ごはんを食べている人もいましたが、

いつ船が出発するかわからなかったので、ご飯は食べませんでした。

 

 

しばらくして、船に乗るよう指示があったので、

船に乗り込みます。

 

 

そして、船が出発したのは9時30分頃。

 

 

船は、バスやらトラクターやらでいっぱいにならないと出発しないらしく、

ここで数時間待機した旅行者もいたそうですが、

僕たちは運良く到着から30分程で出発する事ができました。

 

 

時間に関してだけ言えば、

ここまで非常にスムーズに来ていました。

 

 

しかし、

 

 

この船上で、おぞましい出来事が篠崎を襲うのです。

18禁の内容につき、これ以降読む方はご注意を。

 

 

船はナセル湖を順調に進みます。

ナセル湖

 

 

そんな中、僕の体に異変が起きたのは船出発から30分後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん?

 

 

 

 

 

 

 

少しお腹の調子が悪いな。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、今すぐどうこうっていうレベルじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは船の上でトイレなんてないから、我慢するしかないか。

 

 

 

 

そう思って、船が岸に着くのを待つ事に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5分後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やべぇ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジで腹いてぇッ!!

 

 

 

 

 

 

岸に着くのなんて、到底待ってられませんくらいの状況。

 

 

しかし、必死に耐える以外ありません。

 

 

そんな僕の必死の形相を見た近くにいた男性が、

心配して声を掛けてきてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

男性)どうした?体調悪いのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)お腹が痛くて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性)そうか。でも船にトイレはないから我慢しないといけないな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)そうですよね・・・。

 

 

 

 

 

僕がマジでヤバイのも、

周りから見たらどの程度のヤバさなのか正確にはわからないですよね。

 

 

 

 

でも、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジで、5分と持たないレベルのヤツですッ!!

 

 

 

 

そんな中、必死の形相の僕を見てその男性は、面白がります。

 

 

 

 

そしてその男性から出た言葉。

 

 

 

 

とびっきりの笑顔で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性)パンパース!!パンパース!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パンパースは世界共通ぅぇぇぇぇぁぁぁぁあああああ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジで誰かパンパース下さいッ!!

 

 

 

そんなやりとりをしている間に僕のお腹は限界突破。

 

 

もう、ゆきさんに助けを求めるしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)ゆきさん、マジでお腹痛いッ!船の人にトイレできる場所聞いてッ!

 

 

 

 

 

 

ゆきさんは、めちゃくちゃ困った表情で、

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきさん)えー。でも、船の上だし無理でしょ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)マジでヤバイから、何とかしてッ!お願いッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆきさん)でも、どうしようもないし・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダメだッ!!

 

 

 

 

 

 

 

自分で何とかするしかないッ!!

 

 

 

 

パンパースと言ってきた男性に、マジでヤバイ事を必死に伝えます。

 

 

すると、その隣にいた男性が僕のお腹が痛いのを察知して、声を掛けてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

男性)大丈夫か!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)本当ヤバイです・・・。もう出る寸前です・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性)俺は船のスタッフだッ!人目につかない場所に連れてってやるから付いて来いッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕)ゆきさんトイレットペーパー貸してッ!!!!あと、ビニール袋もッ!!!!

 

 

 

 

すぐ様、ゆきさんからトイレットペーパーを受け取ります。

その時点で、我慢の限界過ぎて全身鳥肌状態。

 

 

小走りで男性に付いていきます。

 

 

幅が30㎝くらいのスペースを、体を横にして通り抜けます。

 

 

すると、その先は人がほとんどいない少し広いスペース。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性)この下だッ!この下は誰もいないッ!

 

 

 

 

 

そこには下へ続く階段が。

僕は、急いでその階段を下ります。

 

 

階段を下り終えたそこは、

船のスタッフが操作するような機械が設置してある場所。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人は確かに一人もいませんッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、階段の上からは丸見えやッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、躊躇している余裕なんて僕にはありません!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビニール袋を取り出し、駆け足で隅っこに移動!!

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッツオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーールッッッッ!!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです。

 

 

 

 

僕は船の上で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

う◯ちをしました。

 

 

 

 

 

さっぱりした僕は階段を上がり、

案内してくれた彼に超絶感謝。

 

 

 

 

 

記念に写真を撮ってもらいました。

ナセル湖 船

僕の晴れやかな顔とトイレットペーパーの純白さが

僕がいかに苦しんだかを物語っています。

 

 

5分後。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、お腹が痛くなりました。

 

 

 

 

 

苦悶の表情を浮かべる僕を差し置いて、笑顔満点のこのお二人。

ナセル湖 船

右は案内してくれた男性で、左がパンパースと言って僕を笑った男性です。

 

 

船の比較的近くに陸地が見えるようになりました。

ナセル湖

 

周りの人に聞くと、そろそろ岸へ着くとの事。

なんとか、お腹は我慢できそうです。

 

 

そして10時35分頃。

 

 

船が岸へ到着し改めてバスに乗車。

 

 

ここで、一人50ポンド請求されたので支払います。

何の費用かは不明ですが、他の旅行者のブログにも書かれていた料金なので。

 

 

ただ、国境での出国手続き時に出国税を請求されなかったので、

おそらくこの50ポンドが出国税なんじゃないかと思います。

 

 

バスが出発して30分くらいで国境へ到着。

時間は11時5分頃。

 

 

バスから降り、出国手続き。

その後、手荷物検査。

 

 

その後、バスに再乗車しスーダン側のイミグレへ。

 

 

入国手続きで、

書類を記入し50ポンド支払います。

 

 

その後、手荷物検査。

 

 

これで、晴れてスーダン入国です。

 

 

しかし、まぁ他の乗客の荷物が膨大な量で、

国境越えに時間がかかりました。

 

 

手荷物検査に要する時間も長くなりますし、

バスから荷物を降ろしたり、乗せたりするにも時間がかかりますし。

 

 

 

スーダン入国時点で14時30分頃だったので、

国境越えに3時間くらいかかりました。

 

 

スーダン側のイミグレを通過した場所には、

闇両替商がたくさん。

 

 

そこで、500エジプトポンドを580スーダンポンドに両替。

なので、レートは、1エジプトポンドが1.16スーダンポンドです。

 

 

ワジハルファのバス停でも両替できるので、

800エジプトポンドはまだ残しておきます。

そっちの方がレートが良いと見込んだので。

 

 

両替を終え、14時40分頃にワジハルファへ向けバスが出発。

 

 

15時10分頃にはワジハルファのバス停へ到着。

 

 

バスを降り、到着したバス停のチケットオフィスで

翌日のチケットを取得しなければいけません。

 

 

しかし、どこで何をすれば良いか全然わからず。

 

 

アスワンのバス停で会ったマイケルに

案内してもらい何とか翌日のチケットを取得する事ができました。

 

 

そして、闇両替商と交渉し、800エジプトポンドを930スーダンポンドに両替。

なので、レートは、1エジプトポンドが1.1625スーダンポンドです。

 

 

スーダンのイミグレ越えた場所とほぼ一緒〜。

どっちかで、まとめて両替した方が良いかもしれません。

 

 

ワジハルファでは、一泊する必要があるのでバス停からタクシーで宿へ向かいます。

タクシー料金は20スーダンポンド(約250円)。

宿の情報もなかった僕たちは、宿もマイケル任せ。

 

 

さっそく、タクシーに乗車。

ワジハルファ タクシー

色使いが綺麗なタクシーだな〜・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

っていうレベルじゃねぇッ!!

 

 

 

 

 

ファンキーにも程があります。

 

 

 

 

 

 

外装もまぁまぁファンキーです。

ワジハルファ タクシー

なぜかフロントガラスの視界が、ごっつ狭い。

3分の2が黒くなってますから。

 

 

そんなファンキーなタクシーで、ホテルに到着。

ワジハルファ 宿

クレオパトラホテルという宿です。

※宿の詳細はこちら。

「【スーダン】ワジハルファの宿(ホテル)情報」

 

 

一応エアコンみたいなのは付いています。

P7280094

冷たい風は、ほぼ出てきませんが。

 

 

ただ、ワジハルファでは、宿の外にベットがあってそこで寝る、

通称青空ベットというスタイルがほとんどみたいなので、

まぁ随分マシだとは思います。

 

 

本当、マイケル様様です。

 

 

明日は4時にバス停だ〜。

 

 

スプライトを買いに行った時に見た、

ワジハルファの景色は、なかなか綺麗でした。

ワジハルファ 景色

 

◼︎「2日目:ワジハルファ(スーダン)→ハルツーム(スーダン)」の記事はこちら。

アスワンからハルツームまでバスで陸路移動(2)。衝撃的過ぎる物乞いの子供たち。

 

 

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