エジプトといえばピラミッドや
アブ・シンベル宮殿などたくさんの観光スポットがあります
歴史的にも長く、
貴重な遺跡などが多いエジプトですが、
世界遺産は意外と少なく７個です
カイロでの観光一発目は「オールドカイロ」
ここは「アブー・ミーナー」として世界遺産に登録されています
イムラム教が入ってくる前、キリスト教が広く布教していた名残だそう
つまり、教会がたくさんあるところのようです＊
ベニス細川家からは地下鉄に乗って向かいます
（ナーセル駅→マルキルギス駅 £１・約１５円）
カイロの地下鉄はテロ対策の為か入れる入り口が限られています
ナーセル駅周辺は裁判所などもあるので裁判所側の入り口が閉鎖されていました…
そして、X線の荷物検査などもしっかりされていました
車両は…椅子は硬くエアコンもありません
この時期のカイロの最高気温は30度後半なのでちょっとツライ
地下鉄は３路線あって、ブルーライン、レッドライン、グリーンラインと呼ばれています
今回使ったのはブルーライン
他の車線の車両は新しそうなものもありましたが
ブルーラインの車両は特に古いかったような…
地下鉄ですが15分ほどで地上にあるマルキルギス駅に到着
改札を出ると… 目の前にはたくさんの教会が！！
聖ジョージ教会
バビロンの塔 この奥にコプト博物館があります
ここはコプト教（キリスト教の一派）の町
ムスリム（イスラム教徒）が大半を占めるエジプトでは珍しい地域です
国民の９割がムスリムのためラマダンだったり、
習慣はイスラム教に基づいて動いている事が多い中、
他の宗教も共存しているのは不思議な感じです
まずはムアッラカ教会
ここは教会の門をくぐったところなので新しめな感じ
教会の外の門は古くて味がある感じでしたよ〜
写真撮るのを忘れてしまいました 
中も教会らしくとても素敵な作りです 
身廊（しんろう）という入り口から奥の祭壇？
にむかう通路が４つある珍しい作りです
その中でも１つの柱に人が集まっている！！！
みんな柱に向かっておでこをつけたり、
キスをしたり、写真を撮ったりしています
なにがあるのかと思ったらコレ…！
よく、わからないけどなにか神聖な絵が書いてありました
ここは駅からも見えた聖ジョージ教会 
この教会の天井にはイエス・キリスト
教会はロウソクがとても幻想的
そして、他の教会も観に行こうとしたら…全然見つからない！！！
なんで？
地図上だとこの辺にあるんだけど…
なんと！
地下に続く階段を発見！ 
まさかの地下？
わかるわけないよね〜
地下にはお土産やさんがたくさん
そして地下にある聖セルジウス教会
写真撮影禁止なんだけど、みんなバシバシ撮っていました
さらに地下が望める硝子床の上で遊ぶ女の子
この辺りはイエスの家族が難を逃れるためにエジプトに渡った際、
身を寄せていた場所のよう
その跡地に教会が建っているから地下に埋まっているんですかね
この後は、オールドカイロエリアの目と鼻の先にあるフスタートというスーク（市場）へ
ここは陶器などの伝統工芸の保護や後継者の育成を行っている
フスタート工芸センターで作られたものが売っているとの事
が！！！
おやすみでした〜
イスラム圏は金曜日と土曜日がおやすみです
残念！
スークを後にしてエジプトで最初のイスラム寺院といわれているガーマ・アムルへ
ガーマ・アルムの中庭
建設当時のガーマ・アルムは、
屋根にヤシの葉を敷いた簡素なものだったようですが、
徐々に拡張され現在は縦120m、横110mとカイロにあるガーマの中でも最大級だそう
日頃の行いを反省しています（寝ながら）
入場料はなく寄付制とされています
入り口では外国人観光客用にフード付きの布が貸し出されます
また、靴の管理もしっかりしています
と、言うことは…それに対してお金を払わないとなりませんね
一応、労働していただいているので… 
現地の人は昼寝をしたり、
本を読んだり、おしゃべりしたり自由に過ごしています
ファンが付いているガーマは、現地の人の避暑地ともなっているみたいでした
オールドカイロから帰った後は例のあの人とディナーです
あの人とは…
昨日、子供達のセクハラから助けてくれたダニエル！
ラマダン終了のお祭りで町はディズニーランドみたいな賑わい
「カイロの事はなんで聞いてね！」と言ってくれたので
”本物のモロヘイヤスープ”を飲みに連れてってもらいました
昨日作ったモロヘイヤスープ…
味とかよく分からないのに作りました！
思い立ったら勢いでやってしまうのでエジプト料理としての
モロヘイヤスープを知らないまま作ってしまったんですね！
”本物のモロヘイヤスープ”はというと 
粘りが強く、臭みを消すニンニクとマッチしていてとっても美味しかったです
普段は屋台とかローカルなお店で食事をすることが多いですが
この日は久しぶりのレストラン！ 
こういう時は食べたいものを食べて楽しみます
右奥には鳥の丸焼き…！
チャパティと一緒にいただきます
食事の後はカイロでも老舗のバーに 
ビール（瓶） £２０（約300円）とちょっと高め
夜出歩くのは怖かったけどダニエルが一緒だったので安心です
【エジプト世界遺産 カイロ歴史地区（オールドカイロ）】
おすすめ度：（星3つ）
国／地域：エジプト／オールドカイロ
遺産種別：文化遺産
世界遺産登録年：1979年
入場料：コプト博物館 60ポンド（約920円）
《感想》
エジプトであってエジプトでないような
不思議な感覚を覚える地区がオールドカイロです。
コプト教徒の住む街で、美しい教会が見所のひとつ。
聖ジョージ教会の黄金色が印象的な豪華な装飾や、
他に類を見ない 地下にあるセルジウス教会は必見。
エジプト最古のイスラム寺院であるガームアマルの、
赤絨毯が 敷き詰められた内部にも衝撃を受けました。
見る場所が複数あり多少歩くので、比較的涼しい午前中に行く事をオススメします。
※コプト博物館は有料だったので入りませんでした。
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