ヨルダンの世界遺産はペトラが最も有名です。
僕も、ヨルダンの世界遺産はペトラしか知りませんでした。
しかし、調べてみると複合遺産として
世界遺産に登録されている世界遺産がある事を知りました。
複合遺産は、約1030件ある世界遺産の中で、
30件台しか存在しない貴重な遺産。
これは、行くっきゃないッ!!
その世界遺産の名前は、ワディ・ラム保護区。
アカバの東約60㎞に位置する、広大な砂漠に巨大な岩山が連なる地区。
岩山には無数の壁画が刻まれていて、それは2000年以上前に描かれたものなんだとか。
僕たちが宿泊しているバレンタインインで、
ワディラムのツアーがあったので、それに参加する事に。
昨日の夜、宿のスタッフにツアーの申し込みは済ませてあります。
一泊のツアーで代金は一人35ディナール。
今日、6時30分に迎えのバスが来る予定なので、
6時に起き、荷物をまとめ、宿の前でバスを待ちます。
時間通りバスが宿の前に到着。
さっそく乗り込みます。
そこで、運転手にバス代を要求されてので、
宿のスタッフから聞いていた通り、一人7ディナールを支払います。
すると。
運転手)違う違う。一人10ディナールだよ。
え?
僕たちは昨日、宿のスタッフから7ディナールと
聞いていたので納得できるはずもありません。
ぼったくられている可能性もあるので、
バスから降り宿のスタッフに確認しに行く事に。
山田さんが、宿のスタッフに確認。
山田さん)昨日聞いた通り、7ディナールでいいんですよね?運転手から10ディナール要求されたんですけど。
宿スタッフ)いや、今日はツアーに参加する人がいないから、一人10ディナール支払う必要があるんだよ。
山田さん)いやいや、そんな説明聞いてないんですけど!!
山田さんがブチ切れても、10ディナールは変わらないよう。
納得いきませんでしたが、このバスに乗る他に
ワディラムに行く方法がなかったので、一人10ディナール支払い乗車する事に。
わだかまりが残るワディラムツアーのスタートです。
6時40分頃、バスは宿を出発。
ワディラムに到着したのは8時10分頃。
運転手の指示に従い、建物の中で待つ事に。
15分くらいしたら、
ワディラムのガイドをしてくれる人が来てくれるようです。
建物の中にあった広告。
赤字で書いてあるベドウィン・メディテーション・キャンプは
地球の歩き方にも載っていた有名なキャンプです。
建物の中で待ってから、
運転手が言っていた15分を過ぎました。
誰も来ず。
もう少し待つ事にしました。
15分後。
誰も来ず。
これはまずい。
運転手に状況を確認する為に、建物の外に出ます。
建物の前に停車していたバスに運転手がいたので、状況を説明。
その結果、運転手がワディラムを
ガイドしてくれる人に電話をしてくれる事に。
電話をし終えた運転手が一言。
運転手)彼は寝ているみたいだ。
なんでやねんッ!!
もともとこの場所に来る時間も決まっていたわけだし!!
寝てるって!!
待っていても、状況は変わらないと思った山田さんと僕は、
強行策に出る事に。
建物の別室に繋がる扉には鍵がかかっていたんですが、
その扉を
ドン!ドン!ドン!
ぶっ叩きます!!
もう、ガイドを起こすしか道はありません!!
ドン!ドン!ドン!
何度も扉を叩きますが、応答がありません。
その為、次の手立てとして、引き続き山田さんに扉を叩いてもらう事にし、
僕は建物の外からアプローチする事に。
建物の周りを歩きます。
すると、
玄関のようなところ発見ッ!!
僕は、すぐさま、
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
エクスキューズミー!!
大声で呼びかけます。
すると、小窓から顔を出す一人の男性。
完全に寝起きの顔やんッ!!
コイツ、確実に寝てました。
とりあえず、どうすればいいか聞くと、
建物の中で待ってるようにとの事。
ふざけんなッ!ハゲッ!
でも、どうしようもないので、建物で待つ事に。
20分後、その男性が現れます。
男性の名はジダン。
ジダンに今日の流れを確認します。
すると、
ジダン)他にも来る人がいるかもしれないから、あと1時間ここで待ってて。
バカかッ!!
既にどれだけ待ってると思ってんだ!!
しかも、もし誰も来なかったら、宿で支払った35ディナールの他に、
プラスで10ディナール支払うように言ってきました。
そんな事、聞いてねぇぇぇぇぇええええええ!!!!!!
宿のスタッフから、人が少なかった場合にプラスで料金が発生するなんて、
一言も聞いていなかったので、それを彼に説明。
しかし、どうにもならず。
そのため、彼から宿に電話してもらう事になりました。
電話終了。
しかし、どうにもならず。
それに対して、ブチ切れの山田さん。
ジダンに、詰め寄って、納得いかない旨を伝えます。
すると
ジダン)君達が既に支払った35ディナールを返す事はできるから、ツアーをキャンセルしてもいいよ。
この発言に、山田さんもう怒り爆発。
腹が立ちすぎて、
ついには号泣してしまいました。
山田さんに話を聞いてみると、
どうにもならないのが悔しいそう。
聞いていたより高い料金を送迎バスに支払うは、
ワディラムではめちゃくちゃ待たされるは、
ツアー参加者が他にいなかったらプラスで料金支払うよう言われるは。
終いには、ツアーキャンセルしてもいいよ。です。
山田さん的に、納得いかない事のオンパレードで、
それをどうにもできない事が悔しいんだろうと思います。
本当は、ワディラムツアーを楽しみたいわけですからね。
山田さんと話し合って、結局ツアーをキャンセルする事にしました。
宿で支払った二人分のツアー代70ディナールをジダンから返金してもらいます。
その時、ジダンがタペストリー(壁にかける飾り)を山田さんに、手渡しました。
真意はわかりませんが、僕は申し訳ないという気持ちからの行動だったと思います。
今回の件は、バレンタインインのスタッフの僕たちに対する説明が不足していた事が原因。
そもそも、ジダンは適正な料金を提示して来ただけです。
それなのにも関わらず、お詫びの意味を込めて
(僕はそう思いました)山田さんにタペストリーを渡すなんて、
ジダン、クソ良いやつッ!!
最後に、山田さんと僕はジダンと握手を交わしました。
ワディラムツアー参加したかったなー。
だって、
こんな岩山が観れるんですからッ!!
砂漠にこんな岩山が連なっている所を見たかったー。
ワディラム!!
いつか必ず来ます!!
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