ザンビアの青年海外協力隊「タカさん」|魅力的な授業を展開する小学校教員!!

 

 

タンザニアに引き続き

ザンビアでも青年海外協力隊の方に会いに行っちゃいます!!

 

 

ちなみにですが、ザンビアの協力隊の方は、

タンザニアの青年海外協力隊タクさんに紹介して頂きました。

※タクさんの活動内容はこちら

ザンジバル島の青年海外協力隊「タクさん」。野球の普及活動が本当に凄い!!

 

 

ただ、ザンビアの青年海外協力隊の方に

会うにあたって、僕、少し緊張しています。

 

 

なぜなら、ザンビアの青年海外協力隊の方との連絡を

ゆきさんではなく、僕がとっていたから。

 

 

今までは、ゆきさんが隊員の方と

連絡を取る事がほとんどだったんです。

 

 

なので、隊員の方と初めて会う時は

基本的にゆきさんが会話を進めてくれていて

僕はゆきさんの後ろでぼーっとしていれば良かったので、気が楽でした。

 

 

ですが、今回は僕が連絡係。

故に、初対面の時に会話を進めていくのが、僕。

 

 

だから、少し気が重かったんです

だって、会うまでその人の人柄なんてわかりませんしね。

もしかしたら、とんでもなく性格悪い人かもしれませんし。

 

 

そんな中、青年海外協力隊の方が住む

ザンビアのムピカという駅でタンザン鉄道から降車。

 

 

事前に連絡を頂いていた通り、

そのムピカ駅から自力で隊員の方の自宅へ向かいます。

 

 

駅の外に出る改札を見つけたので、

そこに向かって歩き出します。

 

 

すると、少し離れた場所から

こっちに近づいてくる東洋人が。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東洋人:こんにちは!篠崎さんですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

僕:は、はい。もしかして、オオタさん(ザンビア協力隊の方)ですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

東洋人:そうです!自宅で待ってようと思ったんですけど、時間ができたので迎えに来たんですよ!

 

 

 

 

 

 

 

僕:そうだったんですね!わざわざ、ありがとうございます!どれくらいムピカ駅で待ってくれてたんですか?

 

 

 

 

 

 

 

オオタさん)2、3時間ですかね!(爽やかな感じ)

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

クッッッッソ、良い人やないかいッ!!!!

 

 

 

 

 

 

そして、爽やさが凄いやないかいッ!!!!

 

 

 

 

 

オオタさんの感じの良さに

連絡係だった事による緊張も一瞬で吹き飛びました。

 

 

ちなみに、オオタさんのお名前はタカユキさん。

年齢は1個上なので、タカさんと呼ばせてもらう事にしました。

 

 

タカさんの案内で、

町の中心地でザンビアの主食「シマ」を食べ、ご自宅へ。

 

 

そして、早速、

翌日に活動を見せて頂ける事になりました。

 

 

◼︎青年海外協力隊の活動

 

翌日、タカさんの活動場所へ。

 

 

そこでのタカさんはこんな感じでした。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

そう!!先生です!!

 

 

タカさんは青少年活動という分野で活動していて、

ザンビアの小学生を対象に情操(じょうそう)教育を行っています。

 

 

情操教育については以下参照。

情操教育(じょうそうきょういく)とは、感情や情緒を育み、

創造的で、個性的な心の働きを豊かにするための教育、

および道徳的な意識や価値観を養うことを目的とした教育の総称。

Wikipediaより

 

なので、受け持つ授業は

算数とか英語とか理科ではなくて、

音楽や体育、図工などになります。

 

 

これらの授業を通して、

生徒の心を育んでいくという事ですね。

 

 

僕たちが見学させてもらったのは音楽の授業では、

音符の種類を題材に取り上げて授業をしていました。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

もちろん、言語は英語です。

タカさんは、大学では英語を先行していて、

卒業後は某英会話教室で働いていたんだそう。

 

 

その英会話教室では、生徒さんに英語で授業を行っていて、

外国人講師とは、ほとんど英語で会話していたんだとか。

 

 

そんな経験もあって、

授業を進められるくらい上手に英語を話されます。

 

 

そんな授業を生徒も興味を持って聞いているんですが、

僕が、まず生徒のいる教室を見て思った事を言わせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず、狭いと思うッ!!

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

教室の広さが、

明らかに生徒の人数とあっていないんです。

 

 

こんな環境だったら、

小学生はすぐ隣の子と話しちゃいますよね。

 

 

学校側にも色々と事情があって、

現状では部屋を広くしたり、

1クラスの人数を減らしたりできないんでしょう。

 

 

日本の授業環境との大きな違いに衝撃を受けました。

ただ、それと同時に感じたのは、授業をする側の大変さ。

 

 

生徒が授業に集中しにくい

「教室が狭くて生徒同士の距離が近い」

という要因がある中で、いかに生徒を集中させるか。

 

 

これは本当に大変な事。

僕も、大学卒業後に専門学校で教員をしていたので、

授業を進める上で授業環境の重要性は身をもって知っています。

 

 

ただ、タカさんの授業は、

生徒を集中させる、あるいは引き込む為の工夫がありました。

 

 

 

工夫その1:掲示物の活用

 

これが音楽の授業で使われたタカさんが作った掲示物。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

視覚的に理解しやすいように表になっています。

また、絵が描かれている上に色も塗られています。

これが、生徒の理解を深める一助になっている事は間違いありません。

 

 

また、仮にこの掲示物がなければ、黒板に字や図を書いている時間に、

生徒同士でのおしゃべりが始まる事が考えられますが、

それを防ぐ事もできます。

 

 

ちなみに、タカさんがザンビアで活動し始めた頃は、

同僚の先生が授業のために掲示物を準備する事はほとんどなかったそうですが、

タカさんの影響で、少しずつ掲示物を活用する先生が増えているんだそうです。

 

 

これは、本当に凄い事。

今まで青年海外協力隊の方に聞いたお話だと、

活動の中で一番難しい事に一つが「現地の人を変える事」

 

 

それも、そうですよね。

今まで培ってきた自分たちのやり方を、日本から来た

1人の人間の影響で簡単に変えるはずがありませんもん。

 

 

でも、たかさんは掲示物の活用を、

少しずつ確実に浸透させていきました。

本当に凄い事だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

工夫その2:少数グループを作って発表させる

 

これは、4人〜5人のグループを作って

全体の前で発表させている様子です。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

生徒が発表している内容は、

「全音符」→「2部音符」→「4部音符」→「8部音符」と、

順番に手で叩くという事です。

 

 

少人数のグループを作って発表する事は、

生徒が能動的になる助けになると思います。

 

 

周りから見られるので、

「自分がやらないと!」もしくは

「さぼれない!」という気持ちになりますよね。

 

 

それによって、生徒が真剣に授業内容を

理解するように努めるんじゃないでしょうか。

 

 

それから、発表自体が能動的な事なので、

聞くだけの授業より良い事は間違いありません。

 

 

 

 

 

 

 

工夫その3:生徒を指導する時の厳しさ

 

タカさんが活動する小学校では、

平気で授業に遅刻する生徒がいるそうで、

多くの生徒は遅刻しても、特に悪びれる様子もないそうです。

 

 

その大きな原因は、先生にあるんだとか。

先生が個人の都合で授業に遅刻したり休んだりするから、

生徒も遅刻や欠席をそんなに悪い物だと思えてないらしい。

 

 

その最たる姿が、この子です。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

このガキ、腹立つぅぅぅううううおおおおあああああああ!!!!!!!

 

 

 

 

そんな遅刻してきた生徒を、

そのまま席に着かせる先生が多いそう。

 

 

でも、タカさんは違います。

生徒に事の重大さを理解させる為に、教室の前で指導します。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

それでもなお笑顔を見せるような生徒には、

厳しい表情を見せ反省する様子が見えるまで、席に着かせません。

 

 

これは、遅刻をした生徒に対してだけではなく、

教室にいる生徒にも遅刻は悪い物と認識させる事になります。

 

 

また、この厳しさが授業に

緊張感を持たせる事にも繋がると思います。

 

 

このような工夫がある事で、

生徒が集中できて引き込まれる授業を作っていると感じました。

 

 

そんな質の高い授業をしているからか

(もちろんタカさんの人柄もありますが)、タカさんは生徒に大人気。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

Teacherタカッ!!

と呼ばれ生徒に愛されています。

 

 

それにしても、子供って無邪気で可愛いですよね♪

僕たちがいるってだけで、喜んでくれますし、

1人とハイタッチしようもんなら、次から次へと手を出してきますし。

 

 

僕たちがよく分からないポーズしたら、すぐ真似するし。笑

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

純粋な目とは、まさにこの子たちの目の事です♪

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

僕みたいな汚れきった目・・・誰が汚れきった目じゃ、コルァッ!!

 

 

 

 

いや〜、それにしても、綺麗な心が丸出しの表情です♪

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

僕みたいな薄汚れた心・・・誰が薄汚れた心の持ち主じゃい♡

 

 

 

そんな薄汚れた心の僕も、

授業に参加させてもらっちゃいました!!

 

 

その授業がこちら。

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

「幸せなら手をたたこう」の歌詞を

変えながら英語バージョンを歌う授業です!!

 

 

どうやって参加したかというとーーーー

 

 

 

 

 

 

 

どーん!!

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

ギターはこんな時にも役立つんですッ!!

旅にスパイスを加える持ち物ですよ、本当♪

 

 

「幸せなら手をたたこう」のコードを弾かせてもらいました。

生徒もギターに興味を持って、楽しんでくれていたので良かったっす!!

 

 

もっと大きな声で歌うようにと、

タカさんが耳に手を当てるポーズ!

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

もう、この2秒後に声大きくなりましたよね。

子供は本当に純粋でエネルギッシュです。

 

 

ある授業は、体を動かして歌を歌う授業だったんですが、

もう、彼らは激しく動きまくりですよ。笑

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

まだ、動き足りないのか、

授業後はプロレス始まっちゃうしッ!!

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

もはや、収集がつきません。笑

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

僕のあごヒゲも触られ放題、抜かれ放題!!

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

 

わっしょ!わっしょ!わっしょーーーいッ!!

ザンビアで活動する青年海外協力隊の授業

 

そんな言葉が似合う彼らでした♡

 

 

こんなエネルッギッシュな生徒を相手に、

日々、タカさんは授業を展開しています。

 

 

きっと、これまで生徒がうるさくて腹が立った事もあったでしょうし、

授業で疲れてしまって授業準備がめんどくさいと思った事もあると思います。

(あくまで僕の推測ですが)

 

 

そんな中、今も生徒に何か伝えようと

試行錯誤しながら活動されています。

 

 

タカさんの活動する姿を見て、

青年海外協力隊の方々が強い想いを

持っている事を改めて感じる事ができました。

 

 

でも、僕がそんなタカさんを

許せない事が1つだけあります。

 

 

 

 

それは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

顔がイケメンという事ぉぉぉぉおおおおお!!!!

 

 

 

 

 

 

この世のイケメンよ!!

女性としゃべる時だけ口下手になれッ!!

 

 

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