ジンバブエのビクトリアフォールズから、
国境を越えボツワナのカサネに移動しました。
この区間の移動方法はシェアタクシーか有料ヒッチハイクになります。
公共交通機関はないと、地元の人は言っていました。
私たちは、有料ヒッチハイクで向かおうと①のポイントへ移動。
ただ、あいにくの雨。
イボイノシシに見守られながら道を歩いていると、
バンに乗ったおじさんに声をかけられました。
おじさん)ボーダー?ボーダー?(国境へ行くのかい??)
私たち)ボツワナの国境!カサネ!ヒッチハイクOK??
おじさん)オーケーだとも。乗った乗った!!!
私たち)いくらかかるの???
おじさん)2人で15ドルだよ!!
雨も降っているし、値段もそこそこだったので乗せてもらう事に。
そして、乗ること5分。
おじさん)車をチェンジだ。
と、バンが止まった所に、1台の乗用車が…。
状況が飲み込めないでいると、
おじさんは今来た道を帰っていきました。
その乗用車には1人の青年が。
雨も降っているし、荷物を乗用車に入れられてしまったので、
とりあえず私たちも乗り込みます。
ブレセットというこの青年。
シェアタクシーの仕事をしていて、ここでカサネ行きのお客を待っているそう。
とは言っても、街中から車で5分も離れたこの場所。
道路の周りは完全に森です。
こんな所で客引きをしていても、
お客さんこないんじゃないかと心配になります。
今日の客はまだ私たち2人だけ。
雨も降っているし、バンのおじさんに騙されたのかと心配になります。
ただ、このブレセットという青年、
とても誠実で真面目な人でした。
ガイドの仕事をしながら、空いている日はシェアタクシーをして、
貯めたお金で来年の1月から理学療法の学校に通うんだとか。
そして、通貨が崩壊してしまったジンバブエでなく、
安定した収入が得られるナミビアか南アフリカで働きたいんだって。
英語が上手で、色々聴きながらカサネに行く人を待っていたら、
森の中から人が出てきました。
しかも、割と頻繁に出てきます。
アフリカでは良くある事だけど、
私たちには分からない、森みたいに見える所でも、
道があって、その奥にはちゃんと集落があります。
ブレセットが言うには、この森じゃなくて道の奥も、
集落があって、そこからお客さんが出てくるらしい。
だけど、1時間以上たってもお客らしき人は集まりません。
元々シェアタクシーかヒッチハイクをする予定だった
①(冒頭の写真参照)のポイントにいた方が良かったかも??
ブレセットに相談すると、シェタクシーの値段は1台20 USドル(約2,400円)。
2人で20USドル出せるならボツワナとの国境まで連れてってくれるとの事。
値段も妥当だし、ボツワナとの国境までは70km離れている。
この雨の中あまり人も通っていないので、
20USドル(1人10USドル)で国境まで行ってもらう事にしました。
この区間は、ぼったくりも多いし、
2人で割ったらかなり割安な値段になりました!
ブレセット。
アフリカの人には珍しく、ぼったくりも嫌いだし、
すごくしっかりした素敵な青年でした!
あっさりとジンバブエの出国を終え、
歩いてボツワナの国境へ。
さっそく、イボイノシシさん。
国境なきイボイノシシ。
ボツワナの入国はビザもなく、スムーズに終了。
ただし、門を出る所に警備員がいます。
なにをしているかと言うと、
靴の消毒。
履いている靴から、持っているサンダルまですべての靴を消毒します。
農業大国なので、
様々な病気が蔓延しないように設置されているんだとか。
カサネの国境から街中までは、タクシーがいる時といない時があって、
いなかったらヒッチハイクか歩いて車がいる所まで移動しないとなりません。
ザンビアとボツワナの国境は結構栄えていて、
たくさんバスやタクシーがいるので、
最悪2kmちょっと歩けば何かしら移動手段が確保できるはずです。(笑)
私たちはたまたま日本が好きそうなタクシーの運ちゃんを発見!!!
まあ、このTシャツに深い意味はありませんでした。
安かったのかな。(笑)
タクシー代は30プラ(約312円)。
でも、国境にATMがなかったので、
交渉して2.5USドル(約300円)で行ってもらいました。
と、いう事で半日かけてボツワナのカサネに到着!!!
ここでは、なんと四つ星ホテルに泊まります!
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