今日は、スーダンのワジハルファから、
首都であるハルツームまでバスで移動します。
エジプトのアスワンから、
スーダンのワジハルファまでの移動はこちら。
→アスワンからハルツームまでバスで陸路移動(1)。船上でおぞましい出来事が・・・。
午前3時40分、起床。
バスのスタッフから言われていた、
バス停へ集合する時間は4時。
集合時間まで残り20分。
YES♪間に合わねぇ♪
やぶぇぇぇぇぇぇぇえええええええええ!!!!!!(やばい)
でも、バスの出発時間はもっと遅いからきっと大丈夫なのです。
予定通りに出発するバスの方が圧倒的に少ないことは、体験済みですぜ!
とは言え、少し急いで宿を出る準備。
準備が終わり、ゆきさん、カイロで出会ったあきさん、
アスワンのバス停で出会ったマイケルとバス停へ向け宿を出発します。
宿からバス停までは、歩いて5分ちょっと。
4時15分頃、バス停に到着。
夜明け前ですが、
既にバスが数台並んでいます。
綺麗な外装の複数のバスが、
快適なバス移動を予感させます。
予感で終わらない事を切に願いますが。
バス停到着後、マイケルがバス停のスタッフに、
バスの出発時刻を確認してくれました。
しかし、どうやらハルツームまでのバスはまだ乗車できないとの事。
という事で、バス停にあるチャイ屋でお茶する事に。
僕は、パンとチャイを注文。
チャイは甘くて美味しいんです。
なんてったって、小さいコップに
スプーン3杯分くらい砂糖いれちゃうんですから。
飲み終わっても、底に砂糖の塊ができちゃってるくらいですから。
ワジハルファは、糖尿病危険地域です。
さっそく、注文したパンとチャイを頂きます。
お行儀の良い子は、こんな飲み方しちゃ・・・
ダメよッ!!ダメダメッ!!
5時頃、スタッフに呼ばれハルツーム行きのバスへ乗車。
他の乗客も乗車し、すぐに出発。
綺麗な外装の複数のバスが予感させてくれた通り、
快適なバス移動ができそうです。
バス内も綺麗。
快眠間違いなしです。
朝早起きだったので、僕は即寝。
はい、盗撮した輩(やから)出てきなさ〜い♪
快眠はできますが、
カーテンの色はやや、やかましいです。
途中、バスが数回停車して、
トイレ休憩やら、お昼休憩やらを挟みます。
それから、このバスで衝撃を受けた事があります。
途中で、パンケーキがもらえちゃうって事ッ!!
そして、ジュースがもらえちゃうって事ッ!!
今日まで、基本的に陸路で移動して来たので、
バスに乗る機会は非常に多くありました。
でも、こんな良い面でのプチサプライズは、たぶん初めて。
喜びのハードルがえらく低下している僕にとって、
スーダンのバスは最高です。
バスには、途中で物売りが乗ってきます。
休憩するために停車した場所でも、物売りが窓から物を売ろうとアピールしてきます。
僕は、ほとんど彼らから何かを買う事はありません。
ゆきさんは、食いしん坊なのでフルーツを売っているとしばしば買います。
このバスでは、マイケルが謎の食べ物を箱買い。
そして、僕にくれました。
これは、まだ熟していないので、固くてあまり美味しくないですが、
熟しているのは甘くて不味くはない(笑)です。
ただ、
熟しているのは、全体の15%くらいですけど。
バスもハルツームへと着々と近づいています。
そんなハルツームが近くなったあたりでしょうか。
バスの外に10人くらいの子供達が見えてきました。
バスの中の乗客に何か主張しているようです。
バスが子供達に近づくと、
彼らの主張している事を簡単に理解する事ができました。
「何かくれ。」と主張しているのです。
彼らは、物乞いです。
その、必死の主張は今まで見た物乞いの人とは比べものにならない程でした。
身体全体を使って、「何かくれ。」とアピールします。
手を上げて、飛び跳ねて、声を発して。
そんな中、乗客がペットボトルのジュースを窓から投げると、
そのペットボトルには一斉に子供が群がります。
そして、その奪い合い。
それが終わると、またバスの乗客に「何かくれ。」と主張。
乗客が何かを窓から投げると、また奪い合い。
そして、また、バスの乗客に主張。
この繰り返しです。
必死さのあまり転ぶ子供もいます。
でも、そんな事も全くおかまいなし。
バスがスピードを上げて走っても、
彼らは走って追いかけてきます。
この信じられない光景に、
衝撃を受けました。
おそらく、この地域では食べ物や飲み物を得る手段が圧倒的に少なく、
その一つの手段がバスの乗客から得る、という事なんでしょう。
車や看板が増え、だいぶ首都の感じがしてきました。
川に架かる橋を渡ります。
そして、ハルツームのバス停へ到着。
到着は18時頃。
5時出発だったので、13時間くらいの移動でした。
バス停から宿へ。
事前にゆきさんが調べてくれていたSahar Tourist Hotelへタクシーで向かいます。
マイケルがタクシー運転手と交渉してくれた結果、
60ポンド(約750円)でその宿へタクシーで向かえる事に。
4人で割り勘できるのは、大人数移動のメリットですね。
ただ、見知らぬ土地で不安を掻き立てる、
フロントガラスに残る謎のひび。
そんな不安を他所に、突然マイケルが歌い出します。
マイケル)バンブー、スーダーニー♪
どうやら、この歌はスーダンでは有名な歌らしく、
「バンブー、スーダーニー♪」の後は、みんなで「バンブー♪」と歌うらしい。
マイケル)バンブー、スーダーニー♪
僕たち)バンブー!!
この、コールアンドレスポンス的なやつを、
僕たちは10回くらいハイテンションでこなしました。
それくらい、長いバス移動を終え、
ハルツームに着いた事が嬉しかったんです。
タクシーは、何事もなく宿の前に到着。
マイケルは別の宿だったので、ここでお別れです。
アスワンからハルツームまでの現地人との交渉を、全て彼がやってくれたおかげで、
僕たちは無事ハルツームに到着する事が出来ました。
マイケルには、本当に感謝です。
ゆきさん、あきさん、僕はSahar Tourist Hotelに入って、
スタッフに料金を確認します。
一応、空き部屋を最初に確認。
僕)今、空いている部屋はありますか?
スタッフ)今は、いっぱいで空いてる部屋がないんだ。
なぬぅーーーーーーーーー!!!!!
どうやら、ラマダン終わりにイスラム教徒は旅行をするらしく、
その旅行者で宿がいっぱいらしい。
ラマダンとは、ヒジュラ暦(イスラム教社会で使われる暦法の事)の9月の事。
この月の日の出から日没までは、イスラム教徒は断食をします。
しかし、この宿しか考えていなかった僕たちは、
自力で他の宿を探す事に。
宿の入口から出ると、ちょうどマイケルの姿がそこに。
どうやら、マイケルも目的の宿がいっぱいで泊まれなかったらしい。
4人で改めて、宿を探します。
マイケルは一足先に泊まれる宿を確保。
僕たちにとって、そこは料金が高かったので他を探します。
そして、見つかった宿がこちら。
ゴバホテルという宿。
3人部屋が300ポンド(約3,750円)という事だったので、3人で一室に泊まる事にしました。
※宿の詳細は「【スーダン】ハルツームの宿(ホテル)情報」から
エジプトのアスワンから、スーダンのハルツームまでのバス移動。
丸2日がかりでしたが、無事ハルツームの宿まで到着です。
お疲れっした!!
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