ハルツームからカッサラへバスで移動|観光名所タカ山で飲む本格コーヒーは超贅沢。

 

 

観光資源が絶賛枯渇中の首都ハルツーム。

 

 

もう、二度と訪れる事がないであろう君へ一言送らせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あばよぉッ!!

※僕は柳沢慎吾さんが好きなわけではありません。

 

 

 

 

 

スーダンの首都ハルツームから、カッサラという町へ移動します。

前日にゴバホテルで、バス停までのタクシーを予約。

 

 

時間通り5時30分に

ゴバホテルまでタクシーが迎えに来てくれました。

 

 

荷物をトランクに積み込み乗車。

バス停までは50ポンド(約630円)。

 

 

5時50分頃、バス停到着。

さっそくチケットを購入します。

 

 

バス停のスタッフらしき人にチケットを購入したい旨を告げると、

建物の中に案内してくれました。

 

 

そして、一室に通されます。

そこにいたのは、一人の男性。

 

 

どうやら、チケットを売ってくれるスタッフみたいです。

チケットは1人115ポンド(約1,438円)。

 

 

事前にネットで見た旅人のブログで確認した通りです。

 

 

 

 

しかし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スタッフ)他に20ポンド(約250円)かかるよ。

 

 

 

彼曰く、イミグレーション代という名目で必要な料金との事。

事前にネットで調べた情報にはなかった料金だったので、最初は抵抗。

 

 

 

 

 

 

ゆきさん)最近このバス使った人は、115ポンドだけで乗れてましたけど!

 

 

 

しかし、その20ポンドを支払わないとチケットを

売ってくれないようだったので、止む無くお支払い。

 

 

ネットの情報が間違っているのか、

はたまた料金が変わったのか、詳細は不明です。

 

 

そして、別のスタッフに案内されバスへ。

ここまで、半ば強引に大きいバックパックを運んでくれたスタッフらしき人が、

バスに荷物を入れるスタッフへその荷物を預けます。

 

 

 

 

その直後、僕たちにお金を要求。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと待てーーーーーーい!!

 

 

 

 

 

勝手に運んだのはそっちなんだから、

お金を支払ってなるものですかと、頑ななのは僕とゆきさん。

 

 

しかし、相手も全く引き下がりません。

 

 

このままじゃバスの出発に

影響が出かねないっていうくらいの、状況。

 

 

その状況を冷静に見てアドバイスをくれたのが、

アキさんでした。

 

 

アキさん)お金支払いたくないのは十分わかるけど、

バスの出発に影響が出るから私は少しでも支払った方がいいと思うな。

 

 

 

 

・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

流石でございます。

 

 

 

 

旅の経験値が僕たちより遥かにある、

あきさんのアドバイスを受けてお金支払いました。

 

 

50ポンド(約625円)要求されましたが、

それは高いと20ポンド(約250円)で話をつけました。

 

 

でも、きっと彼も数少ない手段で

お金を得ようと必死なんでしょう。

 

 

半ば強引に荷物を運ぶのも、

彼の身を置く環境からすると仕方ないのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、次は荷物渡しませんけどねッ!!

 

 

 

 

ちなみに、バスのトランクに荷物を積んだ人にもお金請求されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支払いませんでしたけどねッ!!

 

 

 

 

ちなみに、このバス停は全く英語が通じません。

ボディランゲージと強引さと気持ちの強さが物を言う、

なんとも野性的なエリアです。

 

 

バスに乗車して気がついた事があります。

 

 

 

 

 

僕たち合計3名なんです。

でも、なぜか手元にあるチケットは1枚。

 

 

 

 

こりゃ、再びピンチの予感。

 

 

おそらく、バスに案内してくれたスタッフが2枚のチケットを持っている。

でも、そのスタッフどっか行っちゃったし。

 

 

案の定、運転手からは「なぜ、チケットを1枚しか持ってないんだ。」と問われます。

 

 

しかし、事情を説明しようにもここは、

ボディランゲージと強引さと気持ちが物をいうエリア。

英語は通じません。

 

 

困っていると、20代くらいの現地の女性が英語で話しかけてくれました。

ゆきさんが事情を説明。

 

 

その女性が運転手に現地の言葉で話してくれて、

無事乗車できる事になりました。

本当にいつも人に助けられてます。

 

 

6時40分頃にバスは出発。

 

 

何事もなくカッサラのバス停に到着したのが15時20分。

 

 

到着したバス停は町の中心からは離れているので、

ここから乗り合いバスで町の中心を目指します。

 

 

ネットの情報で、ロカンダという宿が

町の中心にあるようだったので、乗り合いバスのスタッフに

手当たり次第「ロカンダに行きたい!」と伝えながらバスを探します。

カッサラ バス

 

 

すると、英語は全く通じませんでしたが、「ロカンダ!」という言葉に反応して、

「乗れ乗れ!」と言う乗り合いバスのスタッフがいたので、そのバスに乗車する事に。

 

 

車内はすぐに満員になったので、

バス停到着から10分くらいで出発できました。

カッサラ バス

 

 

15時30分頃に出発。

料金は1人2ポンド(約25円)。

 

 

バスが走る事20分。

15時50分頃に町の中心に近いバス停に到着。

 

 

バスを降りたところで、

見知らぬ人と目があったのでアイコンタクトを取ります。

 

 

すると、なぜかその人が近づいてきて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕に、頭突きッ!!

カッサラ バス 頭突き

これ、まじです。

 

 

なんの前触れもなく笑顔で頭突きをしてきたんです。

 

 

その人があまりに楽しそうに頭突きするので、

僕も「いてぇー!!」と言いながら、4発くらい頭突きを受け入れてしまいました。

 

 

 

きっと、これが現地人流の歓迎方法なんでしょう。

 

 

 

ただ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以降、一度足りとも頭突きで歓迎された事はありません。

 

 

 

 

本当に大変だったのは、この後。

宿探しです。

 

 

何件回っても、言われる言葉は同じ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は満員なんだ。」

 

 

 

3人で4件くらい回りましたが、どこもだめ。

全員大きいバックパックを持っていたので、そろそろ疲れてきました。

 

 

作戦変更。

 

 

 

女性2人は待機して、男篠崎が宿を探してくる作戦です。

 

 

満員だった宿の優しいスタッフが

ロビーで待機する事を許可してくれたのでさっそく作戦実行です。

 

 

ここは男の見せ所と、篠崎は鼻息を荒くします。

 

 

 

 

でも・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宿、全然見つかりません。

 

 

 

どうやらハルツーム同様、

ラマダン後のイスラム教徒の旅行シーズンに大バッティング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラマダンのバカヤロー!!

 

 

 

なんとか、1件だけ空きがある宿を見つけて、

女性2人の待機場所に戻ったのは宿を探し始めてから1時間30分後。

 

 

 

3人でその宿へ向かいます。

そこは、RIYAD HOTELという宿。

カッサラ 宿

3人部屋で120ポンド(約1,500円)。

詳しい宿の情報は以下URLから確認できます。

http://and-sekaiissyu.com/sudan-kassala-hotel-information

 

 

この宿からは、カッサラのタカ山が綺麗に見えます。

カッサラ タカ山

この岩山を見ると、インドのハンピを思い出します。

ハンピの記事は以下URLから。

http://and-sekaiissyu.com/indo-sekaiisan-hampi-bessekai

 

 

ハルツームからの移動、宿探しと疲れていた僕たちですが、

カッサラに来たのはこのタカ山を見るためと言っても過言ではありません。

 

 

という事で、これからタカ山行っちゃいますッ!!

 

 

町の中心近くのバス停でタカ山行きのバスを探します。

カッサラ バス停

 

その時に活用したのがタカ山に設置してあるモニュメント。

 

 

タカ山に関するブログ記事に載っていた象徴的なモニュメントの画像を

ゆきさんが携帯に保存していたので、それをバスのスタッフに見せます。

 

 

そして、「ここ行きたいんですけど!」と一言。

 

 

そしたら、容易にタカ山行きのバスに乗車できました。

3人で4ポンド(約50円)。

 

 

15分くらいでタカ山近くで降車。

 

 

そこから見えた景色は

タカ山の名前の由来を想像するのには十分過ぎるものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっと、タカ山の名前の由来は、「高(タカ)い山(ヤマ)」ですッ!!

カッサラ タカ山

 

おそらく、タカ山の名前の由来=「高い山」説を信じる人間は、

この世に一人としていないでしょう。

 

 

 

でも、もしそれを信じる女性がいたとしたならば・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕とタカ山でデートしましょう。

 

 

 

 

入口で1人2ポンド(約25円)支払います。

カッサラ タカ山

 

 

そして、中に入って出会ったのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな大好き、綿あめおじさん♪

カッサラ タカ山 綿あめ

少女たちの綿あめを見る目の輝きに、

岩山なんてどうでもよくなりました。

 

 

嘘です。

 

 

これが、岩山の一つ。

カッサラ タカ山

人と比べると大きさがよくわかります。

 

 

タカ山は途中まで登れるらしく、

たまたまJICAで働く日本人の方も観光客を連れて登っていました。

 

 

僕たちは、着いた時間帯が夕暮れ時だったので、

登りませんでしたけども。

 

 

岩山の麓に町があるのが少し不思議な感じですが、

綺麗な景色です。

カッサラ タカ山

 

 

これが、タカ山を象徴するモニュメントのよう。

カッサラ タカ山

ここに来るためにバスの運転手に見せたのが

このモニュメントの画像です。

 

 

この場所では、外国人観光客が珍しいのか、

周りの人の視線を感じます。

 

 

ことさら、子供たちの視線は顕著です。

 

 

そして、子供たちは無邪気です。

 

 

僕たちが岩山の写真を撮っていると、

 

 

子供)フォト!フォト!

 

 

自分達の写真を取ってほしい欲求が丸出しです。

 

 

それに応じて、

僕たちが写真を取ってあげるとポーズをキメ始めます。

 

 

さながら、モデルですね。

カッサラ 子供

裸足とドヤ顔が、たくましさを醸し出しています。

 

 

仲良さそうな女子2人組。

カッサラ タカ山 子供

左の子、ちょっと緊張してるのか顔に力入っちゃってます。笑

 

 

ちなみに、数多い子供モデルの中でナンバーワンは彼。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お、お、おじちゃんと一緒にお寝んねしようかッ!!

カッサラ タカ山 子供

お、お、おねしょしても、良いんだからね。

 

 

 

おっと危ない。

 

 

 

本来の篠崎が露わになるところでした。

 

 

子供モデル撮影会の締めくくりは、彼らとの集合写真。

カッサラ タカ山 子供

子供って何でこんなに可愛いんでしょう。

 

 

岩から岩に渡り、少し上の方へ登っていきます。

子供心満載の僕からすると、それがアスレチックみたいで楽しい。

 

 

三十路にして子供・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが僕ですッ!!

 

 

 

少し登ったところから見る景色も綺麗。

カッサラ タカ山

岩にワクワクしません?笑

 

 

ここには、カフェがいくつかあって、

そこでくつろいでいる人達も多くいます。

 

 

そこで出てくるコーヒーの容器が印象的。

こんな形の容器です。

カッサラ タカ山 コーヒー

お土産として買えるみたいですが、

日本での使い所がやや難しい気がします。笑

 

 

気がつくと日が落ち始めていました。

オレンジ色に染まる空と岩山が本当に綺麗。

カッサラ タカ山

 

 

周囲が暗くなり始めましたが、

帰る前にコーヒーを飲むことにしました。

 

 

非日常的な景色の中で飲むコーヒーはきっと格別なことでしょう。

 

 

岩山がよく見えるカフェの椅子に腰掛けます。

そこで、コーヒーを注文。

カッサラ タカ山

 

 

出てきたのは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予想よりなんかすげぇヤツッ!!

カッサラ タカ山 コーヒー

コーヒーの容器が本格的。

注ぎ口から毛生えちゃってますもん。

 

 

おそらく、フィルターの役割をしているものと思われます。

ちなみに、本当は毛じゃなくで藁です。

 

 

あきさん、ゆきさんと非日常的な景色を見ながら本格的なコーヒーを堪能。

 

 

これがもぉー、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

贅沢♪

 

 

 

 

贅沢な時間を満喫し、

お金を支払おうとしたら近くの席に座っていたおじさんが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おじさん)お金は支払っておいたよ。

 

 

 

おじさんとは、コーヒーを飲みながらちょっとだけ会話をした程度。

そんな関係の僕たちに、ご馳走してくれたのです。

 

 

なんでしょうね。

この暖かさというか、優しさというか、親切心というか。

 

 

日本で培った感覚で、受け止めるのが簡単ではない行動です。

日本で、いきなりご馳走してくれる人がいたら、

「こいつには裏がある!!」と思ってしまいますもん。

 

 

でも、きっとこのおじさんには裏なんてないですし、

他の親切してくれるスーダン人の多くもそんなものはないんでしょう。

 

 

おじさんに感謝を告げ、タカ山を後にします。

 

 

ここに来る時にバスから降りた場所に向かって歩いている時、

お兄さん達に話しかけられます。

 

 

僕たちが宿に戻る途中だと告げると、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お兄さん達)車で宿の近くまで送ろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーダンは優しさの国です。

 

 

 

 

お言葉に甘え車に乗せてもらうことにしました。

車の中で話を聞くと、彼らはエリトリアのプロのサッカー選手で、

運転しているのはその監督。

 

 

スーダンに何しに来ていたかは不明ですが、

日本にの香川選手とか本田選手とかを知っていました。

 

 

そんな話をしている間に、街の中心に到着。

彼らの優しさに感謝し握手と交わし別れました。

 

 

 

 

 

人の優しさに触れられる町がカッサラです。

 

 

 

 

 

 

 

「人に優しくされた時、自分の小ささを知りました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モンゴル800の「あなたに」は、きっとカッサラで作詞されましたッ!!

 

 

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