キリマンジャロの麓、モシの街に滞在しています。
キリマンジャロ登山やサファリの勧誘が激しので、嫌になっちゃう部分もありますが、
涼しいし、こじんまりしていて沈没するにも持ってこい!な街です。
「沈没=観光などはなんにもしないで、一ヶ所に長期滞在する事」というイメージがありますが、
キリマンジャロ登山を終えて燃え尽き症候群状態だった私たちは、
モシの街に沈没しかかっていました。
沈没しやすい条件として、安くて快適な宿はもちろん、
やっぱり”ご飯”です!!!
(モシの宿はこちら→【タンザニア】モシの宿(ホテル)情報)
私たちが泊まっていたキリマンジャロバックパッカーズにはキッチンはありませんでしたが、
周囲のレストランも安く、久しぶりのお米に感動していたため、
ご飯に関しては、文句がありませんでした。
これは、最もよく食べた「ピラウ」。
ピラフではなく、ピラウです。
ケニアで初めて注文した時は、完全に「ピラフ」が出てくると思いましたが、
どちらかというと、チャーハンや炊き込みご飯。
牛肉と炊きこまれていたり、
ご飯だけって時もあるけど、しっかり味が付いていて本当に美味しい。
だいたい、スープとカチュンバリというサラダがセットで出てきます。
お値段なんと3,000シリング(約170円)!
安っ!!!
これはローカルレストランの値段で、
ツーリスト向けのレストランだと5,000〜10,000シリングくらいでしょうか???
ちなみに、モシの街の外れにあるマーケットや、
バス停の近くで「タンザニア母ちゃん」がやっているお店が一番美味しいです!
ここはモシのタウンの外れにあるマーケット。
掘っ立て小屋に、ガスはないので炭!
そんな所で食べたピラウ。
おいしそうでしょ〜???
日本人も大好きな(?)ねこまんま風。
ピラウにスープとカチュンバリ(サラダ)がぶっかけられています!
スープはいいにしても、サラダをぶっかけるとは…
タンザニア人はとっても豪快❤️
マサイ族出身のポーター。
彼の様に、地元を離れて、働きに着ている人もいるので、
ママご飯はいつでも大盛況!!!
彼だけでなく、隠れマサイは街にはたくさんいました!
なんてったって、宿の受付のお兄さんもマサイ出身だからねっ!
裏ピースとかして、
完全にシティマサイ!!!
街を歩いても、バスに乗ってもマサイ族の皆様に遭遇。
マサイ族好きの私としては、大興奮。
まさに、沈没するに値する街なのです!!!
マサイ族の伝統衣装を着て街で商売している人もたくさんいます。
特に多いのは、なんかの粉を売っていたり、
髪を編み込んでくれるマサイ族のお兄さん達!!!
地元の女の人もマサイ族のお兄さんに編み込んでもらっている人が多かったです。
超貴重だからやってもらえばよかった〜(泣)
マーケットは野菜や家畜、ご飯屋だけでなく、
タンザニアの伝統衣装(?)、伝統布(?)の「カンガ」を売る店がたくさん。
布の下の方にスワヒリ語でメッセージが書かれています。
メッセージは布ごとに違うんだけど、
「この布の意味は何?」
って、店のオッチャンに聞いたら、
「これは、”神のみぞ知る”って意味だよ(ドヤ顔)!」
って、どの布も同じ意味になっちゃった!!!
きっと、もっとちゃんと意味があるんだと思う!(笑)
カンガは買って、腰に巻いたりすれば完成。
1枚で着ているのかと思いきや、
スカートの上に巻いたりしているから、謎です。
こんな感じ。
カンガ on カンガなんていう、上級者の着こなしをしている人もいました!
ちなみにカンガの他に服を作れる布も売っています。
こちらはほとんどがナイジェリア産。
質も良く、お値段もカンガに比べたら高い。
でも、一生に一度だからと、私もオーダーメードで服を作ってもらいました〜❤️
写真はありませ〜ん!
あ。そういえば、
こちらが、ご飯を作ってくれたお母さん。
被っている帽子は、選挙の帽子。
タンザニアは5年?10年?に一度の大統領選挙を控えていて、
みんなその話で持ちきりです!
日本とは違って自分の意思をしっかりと表示してます。
支持する政党の服を着たり、デモに参加したり…表示の方法は様々。
連日、バイクや車に乗ってデモ行進。
おそらく、選挙とは全然関係のない音楽(笑)を爆音で流して道を走行するのがタンザニア流。
住民はちょっとしたお祭りと勘違いしているんじゃないか?と、思われる盛り上がりです。
でも、自分たちの将来の事…
ちゃんと興味を持って行動しているのは、見習わないとなぁ。
話は逸れましたが、こちらはバス停の前のママご飯❤️
画面下にバケツが見えるのが分かりますか???
そう、このご飯…
バケツの中から出てきます!!!
ほらね(笑)。
お皿ですくって、提供してくれます。
衛生面はちょっと怖いけど、
ママご飯が一番美味しいのです!!!
やっぱり、お母さんのご飯は格別ですね。
値段もなんと1,000シリング(約56円)。
破格でしょ???
私のお母さんも料理上手!
ピザを小麦粉から育てる所から始めたり、
ご飯をナントカ焼で作られた土鍋で炊いてくれたり、
美味しい物を作ってくれる!
ただ、量が半端ないんだけどね!(笑)
りょうくんもお母さんも料理上手!
りょうくんの口癖は
「篠崎家の餃子くいてぇーーー!!!」
もう、何回聞いたんだろう。
私も苦手な「イワシ」「サバ」「ニンジン」が、
りょうくんのお母さんが調理してくれると食べられるんですよね!
ママご飯の美味しさは世界共通!!!
はい、次!
少しグロテスクなこちら。
ケニアでも食べたけど、バナナの煮込み。
ンディジ(=バナナ)は芋の味で、
煮込んであるので、お米やウガリを良く合います!
これも、タンザニア名物の牛串!
500シリング(約28円)。
こちらはチキンの串焼き。
3,000シリング(約170円)。
タンザニアでは、牛よりチキンの方が高級品扱いされています。
そして、ちょっと不思議なコレ。
チプシマヤイというフライドポテトの卵とじ。
味はそのまま(笑)ポテトフライと卵焼きなんだけど、
タンザニア人は好んでこれを食べています!
そして、この不思議な食べ物はなんでしょう???
これは、
ザンジバルピザ!!!
ザンジバル島ってタンザニアの中でもリゾート地として有名です。
でも、ここは山奥のモシですよ?
なんで、ザンジバルピザ???(笑)
とりあえず、有名な物、観光地で売れている物を売ってやろう!という魂胆が見え見え!(笑)
まぁ、東京で讃岐うどんとか食べれるしなぁ。
そう考えると納得か。
味は、美味しいです。
でも、モシのザンジバルピザはパクチーが入っているので、
嫌いな人はご注意を!
ちなみにこの人が作ってくれます!
某有名コーヒーチェーン店の店員さん?!(笑)
このお店の制服になっています!(笑)
突っ込みどころ満載のモシご飯。
おまちかね、ビール!
タンザニアにはたくさんの銘柄がありますが、
有名なビールはこちら。
キリマンジャロ(左)とサファリ(右)。
なんとも覚えやすい名前。(笑)
ちなみにタンザニア旅行者ではキリマンジャロが一番人気(山田調べ)。
でもね。
私はキリマンジャロあまり好きじゃありませんでした。
結構軽めの味なので飲みやすいとは思います。
セレンゲティ(左)とキボ(右)。
キボはなぜだか安くて、スーパーだと1,500シリング(約85円)くらい。
味もまあまあ。
少しクセのあるビールが好きな私としてはサファリとセレンゲティがオススメです。
そうそう、タンザニアには日本の中古車がたくさん走っています。
こんなヤツに黒人のイカツイお兄ちゃんとか、
どっぷりお太りになれらたおばちゃんがぎゅうぎゅう詰めになっているから、
日本人としては、違和感MAXです!!!
でも、「旅館ふじ 山梨石和温泉」と書かれたマイクロバスを見つけて大興奮!!!
地元のバスが走っているって、なんか嬉しいなぁ。
こんなモノも中古で輸入されていました。
愛知県小牧市のみなさーん!!!
タンザニアのモシで第4分団の消防車両が頑張っていますよ〜!!!
たぶん、乗っているのは警察か軍人だけどね。
以上、素敵な街「モシ」でした!
運が良ければ、宿やバスターミナルからキリマンジャロが見えます!
でも、雲に隠れている事が多くて、
朝・夕ともに5:00〜6:00くらいが見える事が多い時間帯です!
おまけ。
包丁研ぎ屋産!
モシのタウンに出没します!
動力は自転車。ワイルド!!!
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