ーーーキリマンジャロ登山3日目ーーー
シラキャンプ(3,800m)→ラバタワー(4,600m)→バランコキャンプ(3,900m)
いつものように7:00起床、7:30朝食。
予定では8:00出発ですが、
マイペースな私たちのグループはやっぱり8:30~9:00に出発です。
標高4,000mともなると、いよいよ森林限界に近ずいて、
足元は岩がゴロゴロ。
今日のルートは途中でシラルートと合流します。
マイナーなルートだけど、
1組くらい登ってくる人がいる!
1時間くらい歩いたらだんだんと雲が上がってきました!
いっきに気温が下がります。
寒いと思う前に着込まないと、どんどん体温が奪われてしまします!
顔も覆っていないと寒いくらい。
エリーの指示に従って頭をしっかりと守ります。
頭を冷やすと頭痛の原因にもなるんだって。
急な登りはなく、歩きやすい道をひたすら歩く事4時間。
13:00、今日の最高地点ラバタワー(4,600m)に到着。
霧に包まれ寒すぎるなかランチ。
13:30再出発。
せっかく4,600mまで登ってきたけど、
この後はひたすら下ります。
振り返ってラバタワーを見ると…
タワーや!!!
森林限界なのに南国みたいな木々が生えていて異世界な感じ。
下りは登りよりも足の筋肉を使うし、関節にも負担がかかります。
でも、気持ち的には登りより楽なので、早く歩いてしまいがち。
絶対頂上に行きたい私は、スピードが速かったエリーとイスラエル人に先に行ってもらい、
りょーくんとサブガイドのバリキと3人でゆっくり下る選択をしました。
これは、まあまあ正解だったみたいで、
結局イスラエル人2人と同じくらいの時間の15:00にバランコキャンプに到着。
2人は足が痛くなっちゃったみたいで、
「下りってこんなに疲れるの?」と言い、
この後、テントにこもってしまいました。
登りも下りもペースを一定に、話ができる程度のペースで登る事が大切ですね。
でも、この日の夕方から軽度の高山病症状を発症。
りょうくんはエベレストを同じで頭痛、
私は頭痛と吐き気。
今日も夜中トイレに起きるんだけど、
トイレまで歩くと吐き気が悪化。
悪化したら帰らないとならないかと心配しましたが、
吐き気は、単に食べ過ぎただけみたい。
ご飯は炭水化物+野菜のスープ+フルーツ。
ツアー客には十二分に振る舞われるので、
「体力つけなきゃ」と、言い訳してついつい食べちゃいます。
だから、吐き気は朝方に軽快!!!
朝からまた、モリモリ食べられるようになりました。
そして、この日の夜も素敵な星空だった。
もう、この景色が観れたから、頂上に行けなくても後悔はしないな。なんて思いました。
やっぱり山登りは頂上に行く事だけでなく、
その過程が一番楽しい!!!
ーーーキリマンジャロ登山4日目ーーー
バランコキャンプ(3,900m)→カランガキャンプ(4,000m)→バラフキャンプ(4,600m)
いつもの時間に起床。
いつも通り遅れて出発の私たち。
今日は歩き始めから急登です。
手を使ったりしながら岩場登り。
ポーター達はこんな急登でも頭に荷物を載せてヒョイヒョイ登っていきます。
すごいバランスと体力!
ガイドやポーター達がいるから登れるんだと再確認。
岩場を登り終わると目の前にこの景色!!
バランコウォールに到着です。
振り返るとメルー山。
今日も元気なメルー山。
あれ?
でも、なんか変だよ??
え?噴火してない?(笑)
ガイドのエリーに「噴火だよね?」って聞くも、
「あれは、噴火じゃない。」「メルー山が噴火するなんて聞いた事ない!」と否定。
でも、どんどん煙が多くなって、黒くなっていったので、
エリーも苦笑いしていました。
そんなメルー山をバックに写真。
エリーにも挑戦してもらったけど、
直立でジャンプするから高さが分からない。
何度も説明して、練習してもらって撮れた写真。
ちょっと不思議なジャンプになっちゃったけど、エリーは満足してくれてのでOK。
みんなで記念写真。
左からコリン、ヤガ、バリキ、私、りょうくん、エリー。
エリーがこのチームにつけた名前は
「Dream come true」
登りたいと願っていれば、絶対登れるから大丈夫!
そう言って、いつも励ましてくれました。
なんてアツいオトコなんだ!
その後は、砂場のなだらかな道を進み、
ランチを取る予定のカランガキャンプが見え始めます。
が、しかし!!!
また、下り。。。
しかも、これまた結構下ります。(笑)
キャンプ地は見えているのに~。
一旦、カランガバレーと呼ばれる谷まで下って、
また、登って12:40やっとカランガキャンプに到着。
マチャメルートを6泊7日で登る予定の場合はこのカランガキャンプで1泊挟みます。
私たちはカランガキャンプでランチをとって再出発。
ここでは、まさかのアクシデント発生!!!
強風で食事用のテントが壊れました!
他にも、何組かテントで食事が取れない状況に陥って、
キャンプサイトにある事務所の外の壁の近くで(笑)
風を凌ぎながらランチをとっていました。
13:50、ハプニングがあったけど、なんとか再出発。
だらだら登りが続きます。
イスラエル人2人の休憩も増えます。
プログラマーのコリンと医者のヤガは人生で1回しか山に登った事がないみたい。
キリマンジャロも、「いい景色だから」と友達に勧められて来たけど、
こんなに大変だとは思わなかったって。
この日は、前日の下りで疲弊していたので、さらに辛そう。
コリンに至っては、靴壊れたからエリーのでっかい靴で歩いているしね。
それでも、大丈夫!大丈夫!って一緒に歩いていたからすごい。
イスラエルで男女共に18歳になったら徴兵があります。
2人の時は2年間。
訓練自体はそんなにきつくないって言っていたけど、
18歳からの2年間をそうやって過ごすなんて、なんだか信じられない話。
徴兵が終わったら、旅行に行ったり、大学に行ったり、就職したり…。
いろんな経験があって、芯が強いんだろうな~って2人です。
しばらく歩いているとちょっと平坦な道に。
すこーしだけ頂上付近が顔を出しました。
最後の急登を前に、エリーがみんなに肩をマッサージ。
ヤガが「肩痛ーい」と言ったら、すぐに行動するエリー。
本当に真面目。
16:50やっと、今日のキャンプ地バラフキャンプに到着。
この後、早めの夕食をとって就寝。
23:30に起きて、お茶を飲んでいよいよサミット(頂上へアタック)です。
◼︎1,2日目の記事はこちら。
→【タンザニア世界遺産】キリマンジャロ国立公園(1)。幻想的な星空が広がる標高3,800mのシラキャンプへ!!
◼︎5.6日目の記事はこちら。
→【タンザニア世界遺産】キリマンジャロ国立公園(3)。念願のサミット挑戦でりょうくんが流した涙。果たして、無事に登頂できたのか?
◼︎ツアー会社やルート、料金等のまとめ記事はこちら。
→【まとめ】キリマンジャロ登山。ツアー会社やルート、料金等の情報あり。
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