なんらかの理由で、コンソ→モヤレ間のバスが
超満員だったため、乗る事が出来なかった私たち。
乗り合いバンをチャーターして、
途中の街、ヤベロまでやってきました。
しかし、ヤベロからモヤレ行きのバスはなく、
バジャッジでヤベロからケッラまで移動、
なんとかモヤレ行きのバスに乗る事が出来ました。
エチオピアのビザの期限は今日まで。
国境は何時に閉まるかわからないけど、
このままいけば17:00前には着くと思う。
いや、着くと信じていました。
エチオピア至上、最もボロいこのバスは、
ほとんどの座席がズレています。
普通に座る事が出来ず、斜めに座ったり、
座るシートが斜めになっているので落ちないように踏ん張らないとなりません。
最後の最後ですごいバスが来たな~。
でも、なんとか今日中の国境越えが見えてきた!
自然の中の1本道をひたすら進みます。
小さな集落を越えては、また自然。
1時間に1回くらい小さな町に到着します。
小さな町に到着する度に、
「ここが、モヤレかな!」と期待しますが、
一向にモヤレに着きません。
そして、途中から道は工事区間に入りました。
砂埃再来!
そして、道路脇に土管を設置する作業。
その度に速度を落として、脇道に入って迂回。
そんな事が100回以上。
気持ちは焦ります。
でも、土管に邪魔される。
ちょっと土管がない道が続くと、
このまま順調に進むかな?と期待。
でも、また、土管。
私たちは知っています‼︎
エチオピアは私たちの期待を裏切るのが得意な事を‼︎
土管は結局モヤレの街の近くまで続きます。
さらに、急ぐ私たちに追い打ちをかけるものが…‼︎
どうしたの?
なんでこんな事になっちゃったの?
荷台にはたくさんの穀物と一緒に乗っていただろう人々。
幸い大きなけが人はいなそう。
みんな呆然としてる。
ここは本当に何もないエチオピアの田舎。
こんな事故があった場合、どう対応するんだろう…。
なんとか、バスは隣を通れたので通過。
反対方向に向かうトラックだったので、救出する事も出来ず、
そのまま通過していきました。
そして、待ちに待ったモヤレ‼︎
地球の歩き方に「絶対に越えてはいけない国境」とまで書かれた国境を、
こんなに待ちわびる事になるとは思いませんでした。
しかし、時間はなんと17:53。
バスターミナルからイミグレーションオフィスまでは徒歩で15分くらい。
18時までイミグレがやっていると信じて、
バジャッジを捕まえて急ぎます‼︎(1台 10ブル)
あ!見えた!
イミグレ!
エチオピア側から見て左手にオフィスが見えました。
バジャッジのお兄ちゃんにイミグレまだ空いているよね?と聞くと、
お兄ちゃん)空いていると思うよ!ほら、ここだよ。
着いたのは、しっかりと施錠された門の前。
時間は17:59。
小脇にある人が通る用の小さい門には係員らしきおじさんが。
私たち)まだ空いていますよね?出国したいんです!
おじさん)トゥモロー。ツーオクロック。
※2時はエチオピアタイム。インターナショナルタイムでは朝8時に開くとの意味
ま、間に合わなかった…。
あんなに頑張ったのに…。
お金もたくさん払ったのに…。
そして、ビザ…
今日で期限がきれました‼︎
やってしまった‼︎
そして、もう一泊エチオピアか…と言う
精神的なダメージ。
これが一番大きかったかも。
いろんなショックが大きい私たち。
でも、落ち込んでいる暇はありません。
ここは、危ないと言われている国境。
そして、夕暮れ時。
一刻も早く宿を探さなきゃ‼︎
ただ、エチオピア側のモヤレには安宿はなく、
どこも連れ込み宿。
ガンガン音楽がかかるバーの奥に、
小汚く薄暗い、ピンクの電気が着いている部屋。
どこも、大して変わりがなかったので、
シュンタさんとりょうくんが探して来てくれた中で一番マシな宿に泊まる事に。
※宿の詳細は「【エチオピア】モヤレの宿(ホテル)情報」を参照
なんとか暗くなる前に宿につけて、
長かった今日が終わりました。
つづく。
◼︎エチオピアのコンソからヤベロまで移動した時の記事はこちら。
→エチオピアのコンソからケニアの国境の町モヤレに陸路移動(1)。まさかのバスに乗れず・・・でも、ビザの期限は今日まで。
◼︎エチオピアのモヤレからケニアのナイロビまで移動した時の記事はこちら。
→エチオピアからケニアへ陸路で国境越え!!越境禁止のモヤレ国境で2泊しナイロビへ。
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